おいしい発見レシピ

奥村シェフがオーストラリアで手に入る食材を使ったレシピをご紹介

おいしい発見レシピ:温かいビートルートのサラダ

おいしい発見レシピ

温かいビートルートのサラダ

温かいビートルートのサラダ

材料(4人分)
ビートルート…大1個 ネーブルオレンジ…2個 青りんご…1/2個 くるみ…適宜
ロケット(サラダほうれん草でもOK)…適宜 赤玉ねぎ…適宜
ぺルジャン・フェッタチーズ…適宜
ドレッシング
ディジョンマスタード…1tsp はちみつ…1tsp レモンジュース…25ml オリーブオイル…100ml
塩・こしょう…適宜
 

作り方
1. ビートルートは、葉の根元としっぽを落とし、たわし等でよく洗います。ラップで包んで電子レンジで2分程度、串が通るまで加熱するか、アルミホイルできちり包んで180℃に温めたオーブンで串が通るまでローストします。
2. ドレッシングを作ります。ボールに、マスタード、レモンジュース、はちみつ、塩を2つまみ程度入てよく混ぜてから、オリーブオイルを加えて更に良く混ぜます。こしょうで味を調えます。
3. オレンジは皮をむき、1cm程度の輪切り、りんごは皮付きのまま5㎜程度の薄切り、赤玉ねぎは薄切りにします。
4. 1のビートルートは皮をはぎ、1cmぐらいの輪切りにします。
5. くるみはフライパンで炒るか、オーブンで軽くローストします。
6. ロケットをしき、オレンジ、りんご、ビートルートを色合いを見ながら、交互に積み重ねます。
7. ドレッシングを回しかけ、くるみを散らし、フェッタチーズをくずして盛り付け、できあがり。
※常温または、少し温めてお召し上がりください。

注目の食材ビートルート
今回はビートルート(ビーツ)を使いました。日本では砂糖大根とか赤かぶと呼ばれていますが、大根もかぶもアブラナの仲間で、ビーツはほうれん草の仲間です。日本ではほとんど見かけませんが、こちらではお馴染みの野菜です。ご存知のように、サンドイッチやバーガーによく入っていますね。でも、それらはほとんどが缶詰の為、本当のおいしさが損なわれてしまっています。泥臭いと言う方もいるようですが、うまく活かせば持ち味ですし、甘味がありおいしいものです。
今回手早く作れるように、電子レンジを使用しましたが、オーブンでゆっくり焼くか、皮ごと30分程度茹でてから使うと、なおおいしく作れます。加熱処理をしてしまえば、色々な料理に応用できます。スープに入れたり煮込みにしたり、もちろん、他のアレンジのサラダにしたり…。ビーツ独特の甘みを、味わってみてください。
ホラー映画さながら、あの赤い汁で、そこら中真っ赤にして、ビーツの独特の甘味をこの冬、味わってみてください。 シェフ奥村