おいしい発見レシピ

奥村シェフがオーストラリアで手に入る食材を使ったレシピをご紹介

おいしい発見レシピ:いろいろ使える、ほんのり甘いピクルス

おいしい発見レシピ

いろいろ使える、ほんのり甘いピクルス

いろいろ使える、ほんのり甘いピクルス

材料(4人分)
ピクルス液
米酢…400ml 白ワイン…200ml 砂糖…100g …200ml 粒こしょう…適宜
コリアンダーシード…大さじ1 にんにく…2片 ベイリーフ…3枚 タイム…適宜
お好みの野菜
にんじんきゅうりカリフラワーラディッシュヤングコーンオクラチリなど
 

作り方
1. 蓋のできる広口のビン、容器を用意しておきます。
2. 野菜はきれいに洗い、食べやすい大きさに切り、ビンや容器に入れます。
3. 鍋に、ピクルス液の材料をすべて入れて沸かし、熱いうちに、野菜を入れたビンや容器の口いっぱいまで注ぎます。
4. 蓋をして1日漬けておき、次の日から冷蔵庫で保存します。
※パテやスモークサーモンなどと供します。でき上がり写真は、盛り付け例です。

注目の調理法野菜の浅ピクルス
今回は、いろいろな野菜をピクルスにします。随分と地味で、おかずの一品にならないレシピと思う人も多いのでは…。実は、次回でこのピクルスを使ったイタリアン・サラダを作るので、今回はその前振りなのです。
皆さんは『ピクルス』と聞くと、好き嫌いはさておき、真っ先にあのハンバーガーに入っている、酸っぱいキュウリを思い浮かべるのではないでしょうか。市販のピクルスに使用されている食酢の殆どは、安価な穀物由来の醸造酢(White Vinegar)を使っているので、尖った強い酸味がありますし、保存性を高めるためか、酸度が高いものが多く、そのまま食べるのは苦手な人も、多いのではないでしょうか。このレシピは、酸度は低いのですが、充分保存に耐えられるので、常備食にもオススメです。日本食で使用する、まろやかな米酢を割って使っているので、優しい酸味とほのかな甘味があり、そのままでも漬物のように食べられます。
「次回のレシピ用に作ったはずが、ついつい箸が進んで足りなくなった」。そんな声が聞こえたら、レシピ執筆者としては幸いの極みです。 シェフ奥村