おいしい発見レシピ

奥村シェフがオーストラリアで手に入る食材を使ったレシピをご紹介

おいしい発見レシピ:ピクルスが決め手、お米のサラダ

おいしい発見レシピ

ピクルスが決め手、お米のサラダ

ピクルスが決め手、お米のサラダ

材料(4人分)
…1 Cup プロシュート…適宜 えび…8尾 帆立貝柱…8個 Halloumi cheese…適宜
ドレッシング
オリーブオイル…大さじ6 レモン汁…大さじ2 バルサミコ酢…大さじ2 パセリ…適宜
ワイルドロケット…適宜
お好みのピクルス前回を参照)…適宜
 

作り方
1. 湯を沸かし、きつめに塩をして米を入れます。強火のまま、くっつかないように時々混ぜ、米が踊りだしたら、中火で12分茹でザルにあげます。
2. 米を紙を敷いたトレーなどに広げ、風を当てるか冷蔵庫に入れるなどしてさまし、火が入るのを止めます。
3. えびは皮付のまま塩茹で、帆立はサッとゆがいておきます。
4. 大きめのボウルにさめた米を入れ、ドレッシングの材料をよく混ぜてから、回しがけして混ぜます。
5. 食べやすい大きさにきったピクルス、刻みパセリを混ぜ、1cmの角切りにしたハルミチーズを加え混ぜます。
6. 1cm幅の短冊切りにしたプロシュートを加え、更に混ぜます。
7. ワイルドロケットなど、季節の生野菜を添えて皿に盛ります。

注目の料理お米のサラダ
今回は、お米を使ったサラダを作ってみました。前回、このコーナーのレシピで紹介した野菜のピクルスをお米とシーフードなどと合わせて一品を作りました。ピクルスは是非、前回を参照し作って下さい。このレシピのイメージは、“イタリア風ちらし寿司”です。ハルミという食感の楽しいギリシャのチーズを合わせましたが、ペコリーノやモッツァレラなどお好みのチーズ、冷蔵庫にあるチーズでもおいしくできます。甘味のあるバルサミコが、すし酢のようで、意外にも馴染みのある味ではないでしょうか。常温で提供できるので、パーティーにももってこいです。
お米を主食としているアジアの食文化圏と違い、欧州ではお米は野菜と分類され、前菜や料理の付け添えなどに使われることが殆どです。このレシピのような料理も定番料理で、前菜として作られます。前菜のサラダという位置付けなので、イタリアンのコースに取り入れるとこの他にパン類を食べ、主菜の付け添えでじゃがいもでも食べたら炭水化物のオンパレード。日本人にはちと辛そうです。
どう見てもご飯のおかずにはならないし、野菜、海鮮、乳製品と少し肉も入ってるし、今日の晩ご飯は少し多めのこのサラダひと皿で終わりにしちゃおう…。 シェフ奥村