愛子先生の診療室便り - 顔の皮膚炎(2021年2月号)

 愛子先生の診療室便り

顔の皮膚炎
 
ステイホーム期間、マスク着用、年末年始を経て、顔の肌荒れが気になる方が多いのではないでしょうか。
ニキビ、口周皮膚炎、酒䉠(しゅさ)の症状で診察に来る方は少なくありません。
また、ニキビは思春期のものと思いがちですが、実は思春期前に発症し、中年まで継続する慢性疾患です。思春期以降にできたから、大したことのない吹き出物、ということではありません。
 
これらの皮膚炎の原因は?
心身のストレス、新陳代謝の乱れ、直接的な刺激などから、下記のことが起こり、肌荒れの原因、皮膚炎となります。
●皮脂の増加・低下
●毛嚢脂腺の異常角質化
●常在バクテリアのバランス崩壊
●炎症
食べ物との直接的な関連性については議論されているところです。皮膚炎がある人の食生活が一概に悪いとは言えませんが、最近のリサーチによると、糖分、乳製品と高GI食品が、上記に挙げた原因の引き金になってしまうことが確認されています。
 
検査の必要性
殆どの場合、検査は必要ありませんが、女性では、多嚢胞性卵巣症候群など別の病気により症状が悪化しているケースがあります。また、症状が重度な場合は内服薬を処方する必要があり、そのための血液検査、生検を勧められることもあります。
 
治療法
●塗り薬
●内服薬(抗生物質、ホルモン剤など)
●肌への直接のアプローチ(フェイシャル、ピーリング、レーザーなど)
これらの症状は、早期治療をしなければ慢性化し、自信喪失や不安症・うつ病などを引き起こし、生活の質を低下させてしまう恐れがあります。軽症のうちに掛かり付け医・専門医に診てもらい、相談することをお勧めします。
 
Dr. Aiko Tomita Dr. Aiko Tomita Logo 一人ひとりに向き合った医療を提供
富田愛子 Dr. Aiko(Tiarni)Tomita
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