おいしい発見レシピ

奥村シェフがオーストラリアで手に入る食材を使ったレシピをご紹介

おいしい発見レシピ:トマトのコンフィー添え 鶏胸肉のラヴィゴットソース

おいしい発見レシピ

トマトのコンフィー添え 鶏胸肉のラヴィゴットソース

トマトのコンフィー添え 鶏胸肉のラヴィゴットソース/span>

材料(4人分)
皮なし鶏胸肉…2枚
<ラヴィゴットソース>
エシャロット…60g コルニッション(ビン詰め)…60g 小きゅうりの酢漬けケイパー(酢漬け)…12g
デイジョンマスタード…20g 刻んだフレッシュタイム…1tbs オリーブオイル…100ml
<トマトのコンフィー>
トマト…2個 ローズマリー…適宜 タイム…適宜 レモンの皮…適宜 にんにく…1片

作り方
<鶏胸肉のラヴィゴットソース>
1. コルニッションはへたをとって、みじん切り、エシャロット、ケイパーもみじん切りにします。
2. タイムは、葉を枝からしごきとり、刻んでおきます。
3. ボールに、ソースの材料をすべて入れ、オリーブオイルを加えて混ぜ合わせ、塩・こしょうで味を調えます。
4. 大きめの鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩を入れます。そこに鶏胸肉を入れてふたをし、火を止めます。
5. 15分したら取り出し、食べやすい大きさに切り、3のソースをかけます。
<トマトのコンフィー>
1. トマトを半分に切り芯を取って、皮付きのまま、切り口を上にしてお皿に並べます。
2. トマトにレモンの皮、塩、ローズマリー、タイム、薄切りにしたにんにくを乗せます。
3. オリーブオイル(分量外)をかけ、ピッタリとラップをしてLowにした電子レンジに入れます。
4. 様子をみながら、途中で出てきたトマトの汁とオリーブオイルをスプーンでトマトにかけ、柔らかくなるまで熱します。

最後に両方をお皿に盛り付け、季節の野菜を添えてできあがり。

注目のソースラヴィゴットソース
今回ご紹介した「ラヴィゴットソース」は、とてもポピュラーなフレンチの古典料理のひとつで もともとはケイパー、コルニッション(小きゅうりの酢漬け)やハーブなど香りの強い素材を用い、臓物料理などに合わせられていたようです。でも、配合や材料を少し工夫することで、今回のように家禽類から肉類や魚料理などにも使える万能ソースにすることができます。いろいろなアレンジができるのでこちらも合わせて試してみてください。
●レシピのタイムをタラゴンに変える。時期的に入手困難なためタイムを使いましたが、春先から出回るので、ぜひマイルドなタラゴンの香りもお試しください。
●たっぷりの刻みパセリとレモン汁を加えて、グリルした魚に合わせる。
●タイムを抑え、山葵(わさび)もしくはホースラディシュを加え、ビーフやラムのステーキに合わせる。
●刻んだトマト、ピーマンなどの野菜をたっぷり加え彩り、ボリューム豊かに仕上げる。
もちろん、塩、こしょうはきっちり決めてください。
このソースはビンなどに入れ、冷蔵庫に入れておけば長期保存が可能ですし、暖かくも冷たくも、また、室温でもおいしくいただけます。作り置きしておくと重宝しますよ。 シェフ奥村