こころに栄養、おやつレシピ

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こころに栄養、おやつレシピ:日本の素朴なお菓子 きんつば

こころに栄養、おやつレシピ

日本の素朴なお菓子 きんつば

「何作ってるの?」「きんつば」「昔食べたよね」。ちょっと作っただけでは足りないぐらいでした。あんを固めてから一面一面、衣をつけては焼くという地道な作業なので、手間は掛かりますが、その分おいしさもひとしおです。

きんつば

材料 きんつば 8個分(1個の大きさ約6×4×2cm)
◇きんつば
…200cc Agar-Agar Powder(粉寒天)…小さじ1/2 つぶあん…500g
◇衣
Glutinous Rice Flour…大さじ1 Plain Flour…大さじ4 Caster Sugar…小さじ2 …70cc
※抹茶衣にするときは小さじ1の抹茶を、Caster Sugarでよく混ぜ、ダマをなくしてから、その他の材料を加えて混ぜてください。
◇つぶあん(きんつば2回分程の量)
砂糖…400g 小豆…300g …少々
 
作り方

◇きんつば
1. お鍋に水と粉寒天を入れて、木しゃもじで混ぜながら沸騰させ、煮溶かします。
2. 1につぶあん(作り方は後述)を加え、木しゃもじで混ぜながら中火で8~10分ほど煮ます。木しゃもじで、底に一文字が書けるぐらいになります。
3. 軽くぬらした容器に2を流して平らにし、冷ましてから、冷蔵庫に入れて冷やし固めます。
4. 衣の材料を容器に入れて、ダマがなくなるまでよくかき混ぜ、3が固まるまで一緒に冷蔵庫に寝かしておきます。
5. ホットプレートを160度に温めておきます。3を8個に切ります。オイルスプレーしたプレートに4の衣を1面ずつつけ、斜めにして余分な衣を容器の角でそっと落として、焼いていきます。油をしいていないと、衣があんから離れやすいので気をつけてください。

◇つぶあん(多めに作って保存しておきましょう)
1. 小豆はごみや虫食いの豆を取り除き、ボールの中で十分に洗います。水を溜めたボールで洗ってはザルにあげることを何度も繰り返し、砂が混じってないか十分注意します。小豆大の砂の塊が入っていることがあるので気をつけましょう。
2. 鍋に小豆とその3倍ぐらいの水を入れて中火で煮始め、沸騰したら火を弱くして小豆が踊らないように気をつけて、十分に膨らむまで煮ます。途中、水が少なくなったら差し水をして、小豆がいつも水に浸かっているようにしましょう。小豆が膨らんだら、ザルに茹で汁ごとあけます(渋きり)。
3. 小豆を鍋に戻して水を入れ、コトコト煮てふっくらと炊き上げます。指でつまんで簡単につぶれるぐらい、やわらかくなったら炊きあがりです。ふたをして15分程蒸らしておくと煮上がりが揃います。
4. 小豆がかぶる程度残し、煮汁を捨てます。砂糖を加え、強火にかけて鍋を動かし、砂糖が水分で溶けていくようにします。少し残した煮汁と溶けた砂糖の水分で、小豆が完全に浸かっている状態がベストです。沸騰してから弱火で15~20分程煮て、火を止めて、そのまま半日以上置いておきます。
5. 半日以上置いた小豆を中火にかけて、煮詰めていきます。途中、木べらで混ぜますが、焦げないように軽く混ぜるだけで、かき混ぜすぎないように気をつけてください。水分がほとんどなくなって、へらで小豆を落としてみて、落とした小豆が軽く山になるぐらいになったら、塩を入れて、混ぜて、できあがりです。容器に入れてあんの表面にピッタリとラップをしておきます。