薬食同源

体に良い食材を日常的に食べて健康を保てば、薬やサプリメントなどはいりません。

薬食同源:緑茶 Green tea
薬食同源
 
注目の食材:緑茶 Green tea
 緑茶  Green tea
皆さん、メルボルンでも日本茶を飲んでいますか? カフェ天国のメルボルンでコーヒーもおいしいし、大好きだけど、やっぱり日本茶が落ち着くという人も多いのではないでしょうか。そこで、良い効果があるという緑茶を取り上げてみたいと思います。
 
緑茶とひと言で言っても、栽培方法や加工方法の違いによってさまざまな種類の緑茶があります。が、成分は共通しているようなので、玉露も煎茶も抹茶もひと括りにしてお話します。
 
緑茶の成分としてまず浮かぶのは、渋み成分であるカテキン。ひと昔前は、タンニンと呼ばれていました。このカテキン、なんでもポリフェノールの一種で、語源はインド産のアカシア・カテキューの樹液に由来しているそうです。気になる効能は、血中コレステロールの低下、体脂肪低下作用、がん予防、抗酸化作用、虫歯予防、抗菌作用など。
更に、苦み成分であるカフェイン。カフェインと言うと、なぜか悪者扱いされることが多いように思うのですが、疲労感や眠気の除去する覚醒作用や二日酔い防止、利尿作用などの効能が期待できます。
そして、旨み成分のテアニン。テアニンは、アミノ酸の一種で神経細胞保護作用、α波出現するリラックス作用、血圧低下作用があるそうです。その他にも、ビタミンB2、C、Eや葉酸やミネラル類などを含んでいるようです。飲むだけでこんなに効果があるなんて知らなかった。手軽だから、楽々続けられるし、もっと飲まねば!!
 
緑茶の親戚のような存在の抹茶について語っているこちらも興味のある方は読んでみて下さい。