薬食同源

体に良い食材を日常的に食べて健康を保てば、薬やサプリメントなどはいりません。

薬食同源:シルバービート Silverbeet
薬食同源
 
注目の食材:シルバービート Silverbeet
 
な~んか、ごっついほうれん草だな~っと思ってたら、シルバービートという野菜でした。日本では目にする事の無かった野菜ですが、沖縄県では「ンスナバー」と呼ばれ、冬野菜として比較的メジャーな存在だそうです。アカザ科のフダンソウ属で和名は不断草。なんでも、比較的季節に関係なく収穫できる事から名付けられたそうですが、食欲をそそらない名前のように思うのは、私だけでしょうか?
 
シルバービートの原産は地中海地方で、古代ギリシャ時代から広く食されてきたそうです。ほうれん草と似てるけど、太い大きな葉脈が中央にあって、葉も肉厚だし、もそもそしそうだし、どうやって食べるんだ? しかも、見るからにアクが強そう…と思っていたら、予想通り。茹でてみたら、茹で汁が結構黒くなったのにはビックリ!
 
気になる栄養価の方は、かなり優秀で、血圧を下げる効果があるカリウムや活性酸素や過酸化脂質を消去するベータカロテンが豊富に含まれていて、抗ガンや老化防止の働きがあると考えられています。更に、皮膚や粘膜を健康に維持するのに役立つと言われています。
 
また、食物繊維、葉酸、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、パントテン酸、ビタミンK、 カルシウム、鉄、マンガン等も豊富。ほうれん草と比べると、カルシウムは1.5倍、マグネシウムは1.2倍、鉄分は1.8倍と、まさにミネラルの宝庫。
 
調理も簡単、老化や生活習慣病の予防にもなるシルバービートがモリモリ食べれるレシピはコチラ