2011/02/20
☆モナッシュ大学の日々。。
今年は夏は本当に短くていつから始まったかもわからないまま、もう終わってしまうそうです。僕の家はクーラーがないので光熱費節約ができてラッキーでしたが、マリンスポーツをする方にとっては何とも張り合いのない夏になってしまいましたね
。。



今日はMonash大学で、まだ僕が『Master of Asian Studies』の学生だった当時のことを少しお話ししようと思います。
Asian Studies?と言われても抽象的すぎるし広すぎるしパットしないですよね。Asian Studiesの学生はまず必修科目でアジア全体を広く浅く(僕にとってはかなり深かった。。)を勉強し、選択科目で各自自分の興味のある地域や分野を絞って勉強するんです。
例えば)
Aさんは日本のオタク文化
Bさんはインドネシアのアンチテロリズム対策
Cタイの二台政治勢力の紛争
などなど様々。 僕の専門に関してはまた後日、機会があれば
一番最初の必修授業のテーマは「アジアとは何か?」 えっ・・・。って感じでした
確かに、普段考えることもないので難しい質問ですよね。
実際、MonashでMaster of Asian studiesがカバーするのは中東から東南アジア、そして中国や日本など極東アジアなんですが、中東と東アジアではもはや同じジャンルにするのは無理ですよね

確かに、普段考えることもないので難しい質問ですよね。
実際、MonashでMaster of Asian studiesがカバーするのは中東から東南アジア、そして中国や日本など極東アジアなんですが、中東と東アジアではもはや同じジャンルにするのは無理ですよね

そこで、一冊の本について早速1500字の課題がでました。
「オリエンタリズム」byエドワード・サイード
クラスは半分がオーストラリア人でもう半分がアジア人だったんですが、だいたいの学生がこの本基本だよね~ぐらいの感じだったので、まったく聞いたこともない僕は本当に焦りました
本を開くとAGE新聞の数十倍難しい英語がずらり
即効、最終手段を発動!日本から日本語版を送って読んだんですがそれでもさっぱりでした。
クラスは半分がオーストラリア人でもう半分がアジア人だったんですが、だいたいの学生がこの本基本だよね~ぐらいの感じだったので、まったく聞いたこともない僕は本当に焦りました


しかも、アジア学の第一人者と言われる人達は、欧米人もしくは英語ネイティブの人が多く。アジアについての学問はアジア人以外で「あ~でもない、こ~でもない」と議論されているんです。英語で論文は発表しなければ世界的に認めれず、読まれもしない。 このアメリカ中心の学問の世界の事実を知って、それでも自分ではまだまだどうすることもできない、すごい悔しかったのを今でも覚えています。
Internationalレベルで勉強することで、日本では当たり前だったことが当たり前ではないと気づかされたり、予想もしていなかった価値観に出会えて本当にオーストラリアの大学で勉強できて良かったと思ってます。そのぶん辛いことや大変なことは日本の大学の何倍ありましたけど

もしオーストラリアの大学に興味がある人がいたら下記参考にしみてください。
《Monash大学の1年間の流れ》
2セメスター制で前期が3月から6月は主に試験期間。後期は7月後半からすぐに始まり10月から試験期間に入り、早い学生は10月後半から2月いっぱい夏休みになります。
学部によってだいぶ違いますが、基本的に1セメスター4科目履修します。Master of Asian Studies』は2科目のみで、その分、課題の量も約二倍になっています。(内、必修1、選択科目1つづでした。)
《課題や試験》
各科目ごとに基本的にセメスター試験+セメスター中に課題がいくつか出されます。
『Master of Asian Studies』の必修科目の場合以下のようでした。
課題が1セメスターで3つありました。
1.1500字エッセイ(期限・4週目)
2.2000字エッセイ+それを元にしたプレゼンテーション(期限・8週目)
3.4500字エッセイ(期限・最終週)
試験はセメスターの授業がすべて終った後に受けます。
Asian Studiesで一番多かった問題形式は、8個のトピックから3個を選び、それについてエッセイを書くものです(3時間)。僕は書くのが遅くて本当に筆記試験が苦手だったので、これが一番嫌いでした。なので、友達のネットワークを駆使しつつ、いつも4つか時間が無い時は3つのトピックに山をはって望でました。
セメスターエッセイ(3つ目のエッセイ)と最後の試験が成績の70%ぐらいをしめるので、セメスターの最後の方になるとPCルームに篭もって朝まで課題をやっている学生でいっぱいになるんです。
でも僕はみんな同士みたいで他に人が沢山いた方がやる気がでました。
それでは、また機会があれば続編を書きますね!

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