薬食同源

体に良い食材を日常的に食べて健康を保てば、薬やサプリメントなどはいりません。

薬食同源:みかん Mandarin
薬食同源
 
注目の食材:みかん Mandarin
 
 すっかり冬ですね。日本で冬といえば炬燵にみかん。メルボルンでも、寒くなるとマーケットやスーパーにみかんが並び、「あぁ、冬かぁ~」っと、日本いる時と同じよーなことを思ったりするのは、私だけでしょうか。
 
みかんって、そのまま食べる場合が多いと思うのですが、冷凍みかんなんてーのも、シャーベットみたいで案外おいしい。噂によると焼きみかんなる食べ方も存在するそうです。なんでも、焼くことにより皮に含まれるビタミンCが、果肉に移り風邪予防や引き始めに良いのだそう。風邪引きの方、是非お試し下さい。
 
みかんには、ビタミンCや気管支を拡張する効果のある酸味成分のシネフリンが多く含まれている為、風邪に良いと言われているようです。他には、強力な発ガン抑制効果があると言われているプロビタミンA化合物の一種、β-クリプトキサンチン非常に多く含まれているそうで、近年注目されています。更に、クエン酸、食物繊維なども多く含まれています。
 
ところで、皆さんは白い筋どうしてます? 私は、きれいに取らないと気がすまない性質で、それはそれはバカ丁寧に取っているのですが、白い筋には動脈硬化やコレステロール血症に効果があるとされているヘスペリジンが含まれているそうなので、これからはそのまま食べてみようと思います。
 
あと、「ミカンを大量に食べると皮膚が黄色くなる」とよく耳にしますが、これって噂じゃなくって、本当のようです。でも、一時的な症状で、健康に悪影響はないらしいので、ご安心を!