薬食同源

体に良い食材を日常的に食べて健康を保てば、薬やサプリメントなどはいりません。

薬食同源:パッションフルーツ Passion Fruit
薬食同源
 
注目の食材:パッションフルーツ Passion Fruit
 
パッションフルーツ Passion Fruitコロンと卵のような形の硬いフルーツ。初めて見た時は、手に取ってみたものの、そのまま棚に戻してしまった。後に、地元の人に勧められてパッションフルーツというフルーツだった事が分かり、半分に切って種を包んだゼリー状の果実と果汁を、スプーンですくって食べるみる事に。でも種をそのまま飲み込むのか、それともパリパリと噛むのかよく分からずオドオドしたが、どうやら、正式な食べ方はないようで、のど越しを楽しむ飲み込む派と、歯ごたえを楽しむ噛む派に分かれているよう。ちなみに、私は飲み込む派。そう言えば、オーストラリアの代表的なデザート、パバロヴァのトッピングにも使われていますね。
 
パッションフルーツは、アメリカ大陸亜熱帯原産の果物で、パッションには「情熱」という意味はありません。このパッションとは「キリストの受難」の事で、花の形がキリストが十字架にかけられた姿に似ている事から、その名が付けられました。日本では、花が十字架ではなく時計に見えたので、和名を「果物時計草」と言います。
 
パッションフルーツには、体内でビタミンAに変わり、老化防止や視力の保持に役立つといわれているβカロチン、高血圧予防や心筋梗塞予防効果があるといわれるカリウムが豊富で、血管を広げて血液の流れを良くするナイアシンや、妊娠中の女性に欠かせない葉酸、アミノ酸の合成と代謝に必要なビタミンB6も含まれていて、想像以上にと優秀なフルーツ。
しかし、ひとつがとても小さいので多く摂取するのは大変…。朝食のヨーグルトにトッピングする等、毎日の食習慣に取り入れるのが良いかも。