薬食同源

体に良い食材を日常的に食べて健康を保てば、薬やサプリメントなどはいりません。

薬食同源:ラズベリー Raspberry
薬食同源
 
注目の食材:ラズベリー Raspberry
 ラズベリー Raspberry
日本に居る時は、ケーキ等のデコレーション位でしかその姿を見ることがなかったラズベリー。私的には、ブルーベリーの陰に隠れて印象が薄かったのだが、フランス映画『アメリ』の中で少女時代のアメリが、両手の指先にラズベリーを差し込んで、 端からパクパク食べているシーンを見てから、なんだか気になる存在になった。そんな人は、私だけではないのでは? ここメルボルンでは、マーケットやスーパー等で見掛ける事も多いラズベリー。どんな食べ物なんでしょう?
 
ラズベリーは、キイチゴの一種でバラ科の植物。ヨーロッパでは、昔から優れた風味・甘味・酸味を生かしたジャムやお菓子、リキュール等によく用いられた他、家庭薬としても親しまれていました。中国では古くから利尿作用があるともされてきました。
 
そんなラズベリーには、ビタミンCや鉄分、カルシウム、亜鉛、カルシウム、カリウム等のミネラルの他、ケルセチン、ルティン、抗酸化作用が強く、発癌物質の抑制や美肌効果があると言われているエラグ酸、クエン酸、眼精疲労や目の健康維持に効果があるアントシアニン等のポリフェノール類も豊富に含まれています。これだけでも、十分体に良さそうなのですが、女性には嬉しい事に、月経不順の改善や生理痛の緩和させる他、脂肪の分解・燃焼を促進する作用があるのだとか。確かに女性用ダイエットサプリによく使われていますね。
 
そのまま食べても良し、フルーツと一緒に煮ても良し、肉料理のアクセントにソースにしても良しのラズベリー。但し、たま~に穴の部分にカビが発生してる事があるので、購入の際は、ご注意を。