薬食同源

体に良い食材を日常的に食べて健康を保てば、薬やサプリメントなどはいりません。

薬食同源:ルバーブ Rhubarb
薬食同源
 
注目の食材:ルバーブ Rhubarb
 
 
日本人には、なじみの薄いルバーブ。シベリア南部が原産のタデ科の植物で、和名は「ショクヨウダイオウ」。世界各国で、古くから体に良い野菜として親しまれています。特にお腹の調子を整えたり、体内の不要なものを排出する働きがある食物繊維が豊富です。また、水分を調整する働きがあるカリウムや骨の主成分であるカルシウム、エネルギーをスムーズに代謝するビタミンB群、肌に良いビタミンC等、さまざまな栄養素がまんべんなく含まれています。
 
スーパーマーケット等に出回っているのは、主に茎が赤い赤茎ルバーブで、茎部分を砂糖等で甘味を付けて、ジャムやパイの具等、果物と同様の調理で食べられています。赤茎ルバーブには、視力改善から抗酸化作用まで、幅広い効果があるとされるアントシアニンが含まれていますが、わずかに便秘症の治療薬として使われるセンノサイドを含むので、敏感な人は下痢をする事があります。葉は、毒性のあるシュウ酸を多く含む為、食べられません。
 
近年では年間を通して手に入りますが、旬は9月~10月頃。夏になると茎が硬くなり始める為、初夏までの物がおいしいとされています。おいしいルバーブの選び方は、旬の時期の長さが50cm弱で軟らかい物。大きいく育ち過ぎた物は、硬くてアクが強い物が多いようです。軟らかい物ほど酸味が弱いとされていています。
 
私はルバーブを砂糖とラズベリー、オレンジジュースで煮て、ヨーグルトと一緒にデザートとして食べていますが、コチラのレシピにも挑戦したいと思います。