2020/09/15
Mortgage Tips - お得にホームローンの借り換えを（2020年9月号）
お得にホームローンの借り換えを
自身のホームローン金利は、融資を受けた時点の割引率で決まります。この割引率の違いは、借り入れが多ければ多いほど高くなる傾向にあります。銀行によっては借入額だけではなく、不動産価格に対して借り入れが低い場合（リスクが低い）に多く割引されることもあります。 金利に関しては、基本的に新規借り入れ優遇はありますが、既存のローンに関しては殆ど優遇がありません。従って借り入れが確定する前に、できる限り交渉をして割引率を上げてもらうようにすることが重要です。
ローン借り換えには以下のような費用が掛かるので、その費用を支払ってもメリットがある場合にのみ、変更しましょう。
❶ Mortgage Discharge fee 約$120
❷ Mortgage Registration fee 約$120
❸ Bank discharge fee $350＊銀行によって異なります。
❶と❷に関しては、政府に支払う手数料で変更する場合に必ず支払いが生じます。
❶、❷、❸併せて約$600近く支払って変更になるため、金利差がとても重要になります。
以下は、月々の元本と金利支払表（ローン期間30年）です。
| 2.70% | 2.80% | 2.90% | 3.00% | |
| 250K | $1,014 | $1,028 | $1,041 | $1,055 |
| 300K | $1,217 | $1,233 | $1,249 | $1,265 |
| 350K | $1,420 | $1,439 | $1,457 | $1,476 |
| 400K | $1,623 | $1,644 | $1,665 | $1,687 |
| 450K | $1,826 | $1,850 | $1,874 | $1,898 |
| 500K | $2,028 | $2,055 | $2,082 | $2,109 |
金利差とは別に、銀行によってCash backofferやマイレージボーナスなどの特典が付く場合があります。特に多いのはリファイナンスCash backとして、ローン借り換え時に$2,000の現金支給があります。この期間中にすると、手数料を気にせず変更できるのではないでしょうか。
神田 季佳 Kiyoshi Kandaファイナンシャルプランナー/住宅、ビジネスローンスペシャリスト
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