【在メルボルン日本国総領事館】新型コロナウイルス関連情報 豪首相府発表:「世界に再開するための次のステップ(NEXT STEPS TO REOPEN TO THE WORLD)」
 
在メルボルン日本国総領事館より、「世界に再開するための次のステップ(NEXT STEPS TO REOPEN TO THE WORLD)」が配信されました。
(以下10月1日配信内容)
 
 
【ポイント】
●10月1日、モリソン首相は各担当大臣との連名で「世界に再開するための次のステップ(NEXT STEPS TO REOPEN TO THE WORLD)」と題したメディア・リリースを発表しましたので、概要をお伝えします。
 
【本文】
10月1日、モリソン首相は各担当大臣との連名で「世界に再開するための次のステップ(NEXT STEPS TO REOPEN TO THE WORLD)」と題したメディア・リリースを発表しましたので、概要をお伝えします。
詳細及び原文はコチラをご覧ください。
 
1. NSW州とSA州における試行プログラムを受け、ワクチンを完全接種した豪州市民と永住者に対し、入国後、(従来の14日間の指定施設隔離に代えて)7日間の自宅隔離を今後、展開する準備の出来た他州・準州へと取組を展開する。この自宅隔離の仕組は11月に開始されると期待する。
 
2. 国家計画に従い、段階Bでワクチン未接種の入国者の人数制限(キャップ)は以前(半減前)の水準に戻る。州・準州と協力して、ワクチン接種を受けた豪州人の全ての渡航人数制限(キャップ)を解消するべく検討を進める。
 
3. 政府としては11月にコロナに関連する現在の海外渡航制限にかかる変更が行われれば、完全にワクチン接種を受け、かつ、他国の国境制限が許す限りにおいて、豪州人は他の渡航勧告や制限の下で外国に渡航することができるようにする所存。また、安全が確保できる場合、NZなどの特定の国と完全に隔離のない旅行に向けて取り組む。
 
4. 検査は引き続き海外渡航の要件になるものと予想されるが、更なる医学的助言を条件として早期抗原検査(Rapid Antigen Tests)が使用される場合がある。
 
5. 政府は、TGAの「認められたワクチン(recognised vaccine)」を接種した場合に、人々がワクチン接種状況を提示できるようにするためのプロセスを今後数週間で最終決定する。海外で完全にワクチン接種を受けた人々が豪州に来るのを不必要に妨げることなく、豪州人の安全を確保する必要がある。
 
6. TGAが既に認可及び登録しているファイザー、アストラゼネカ、モデルナ、ジョンソン & ジョンソンに加え、シノバック及びコビシールドは「認められたワクチン」と見なされるべきであるとTGAが政府へ助言した。
 
7. 今後数週間で、保健大臣は、豪州を通常の状態に戻し、安全に国を再開するための国家計画を進めるにあたり、完全にワクチン接種された豪州の旅行者のためにこれらの変更の一部を促進するための「バイオセキュリティ緊急法(the Biosecurity Act Emergency)」決定の更新を検討する。