わかりやすいビザのおはなし

ビザの問題解決します。ビザ・法律スペシャリストのAndy Ellenが分りやすく解説。

ホスピタリティーと観光業へのサポート(2021年5月)- わかりやすいビザのおはなし
 

Visa Title ホスピタリティーと観光業へのサポート

移民局はホスピタリティーと観光業の労働者不足を緩和させるために、COVID-19パンデミック イベント ビザ(サブクラス408)と学生ビザ(サブクラス500)に変更がありました。

COVID-19パンデミック イベント ビザ
ホスピタリティー、観光業で働いている、もしくは働く意向のあるテンポラリービザ保持者は、労働権付きCOVID-19パンデミック イベント ビザに申請することができます。
申請者はビザの有効期限が切れる90日以内、もしくは有効期限が切れてから28日以内であれば申請することができます。このビザは12ヶ月間有効です。

但し、この政府の一時的な方針が、あなたにとって一番良い選択であるとは限りません。卒業生ビザ(サブクラス485)に申請可能な方は、COVID-19パンデミック イベントビザに申請しない方が良い場合もあります。まずは私達専門家にご相談下さい。卒業生ビザ、COVID-19パンデミック イベントビザに申請するのか、もしくは学生ビザを継続するのか、一番良いオプションをアドバイス致します。

学生ビザの変更点
ホスピタリティーと観光業において雇用されている学生ビザ保持者に対しては、新たに就労時間制限が撤回されました。通常、学生ビザ保持者には、2週間中40時間以内という就労時間制限があります。この就労時間制限の免除は高齢者ケアサービス、農業に就いている学生ビザ保持者にも適用されます。詳しくは移民局のホームページに掲載されている情報をご参照下さい。
この学生ビザの変更点は、現在のところ期限はありませんが、一時的なものです。

オフショア家族ビザの変更点
技能系ビザとは違い、家族ビザにはオンショアとオフショア カテゴリーが別々に設けられています。これは申請者が、申請時とビザが下りる時点でどこにいるかが重要になります。
オフショア ビザ申請の場合: ビザの申請時、またビザが下りる時点で申請者はオーストラリア国外にいなければならない。
オンショア ビザ申請の場合: ビザの申請時、またビザが下りる時点で申請者はオーストラリア国内にいなければならない。

政府は、COVID-19の影響でいまだにオーストラリアから国外に出られない申請者がいることを考慮し、一時的な対処を打ち出しました。これによりオフショア ビザ申請者でも、オーストラリア滞在中にビザを受け取ることができるようになりました。
以下のオフショア家族ビザが、今回の変更に含まれます。
●チャイルドビザ(サブクラス101)
●養子ビザ(サブクラス102)
●扶養子供ビザ(サブクラス455)
●婚約者ビザ(サブクラス300
●パートナービザ(サブクラス309)
●親ビザ各種(サブクラス103、173、143)

COVID-19の影響により、各種ビザに対して頻繁に変更がされています。最新の情報は、Kabo Lawyersまでお問い合わせ下さい。

Kabo Lawyers logo Andy Ellen Andy Ellen【 アンディ・エレン】
(Registered Migration Agent, MARN 0962018)

KABO LAWYERS (カボー法律事務所)のシニア移住コンサルタント。
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