Mortgage Tips - 不動産購入に対する政府からの支援に関して(2020年11月号)

 Mortgage Tips

不動産購入に対する政府からの支援に関して
 
コロナの影響で、不動産価格が下落傾向にあり、不動産購入を検討している方には、幾分良い市場傾向にあります。政府から不動産購入に対し、支援が出るものがあります。
 
First Home Owner Grant(FHOG): 初めての居住用物件購入の場合、State Revenue Office(SRO)から、最大$10,000(Regional Areas は$20,000)の受給が可能。条件は以下に。
◆新築であること。
◆$750,000以下の物件。
◆決済後、最低でも6ヶ月間続けて居住用として使う。
 
First Home Buyer Stamp Duty Exemption: 初めて購入する方に対し、印紙税を割引。
◆購入価格$600,000未満に限り印紙税は$0。
◆$600,001-$750,000に対しては割引。
 
First Home Loan Deposit Scheme: 購入不動産に対して、融資額が8割以上の場合にLenderʼs Mortgage Insurance(LMI)を支払う必要がありますが、8割を超過する場合でもこのスキームを利用するとLMIが$0になります。
◆初めての居住用不動産購入者対象。
◆18歳以上でオーストラリア市民権保持者 。
◆最低5%の頭金証明が必要。
◆2020-21年度、10,000スポットスキームが使える銀行に限りあり。
◆2019-20年度の所得が、シングルで$125,000以下、カップルで$200,000以下の場合。
 
Home Builder Scheme: コロナの影響で始まった政策のひとつで、新しく建物を建てる場合や改築工事に対してSROから$25,000のキャッシュボーナスを受け取ることが可能です。
◆18歳以上でオーストラリア市民権保持者。
◆2018-19もしくは2019-20年の所得がシングルの場合$125,000以下、カップルの場合$200,000以下。
◆建物の契約が2020年6月4日以降、12月31日まで。
◆建物の価格が$750,000以下。
◆ 改築や改装の場合は、$ 150,000以上$750,000未満の工事費で、不動産価値が$1.5m未満であること。
 
 
神田 季佳 Kiyoshi Kanda
ファイナンシャルプランナー/住宅、ビジネスローンスペシャリスト
日本語直通 M: 0422 431 496  W: brightmortgage.com.au
メールでのお問い合わせの際、電話番号も忘れずにお知らせ下さい。
FBAA会員 CRN 462042 of AFG
Bright Mortgage