【在メルボルン日本国総領事館】新型コロナウイルス関連情報 ビクトリア州における制限緩和に向けた行程表の発表
 
在メルボルン日本国総領事館より、「ビクトリア州における制限緩和に向けた行程表の発表」が配信されました。
(以下9月7日配信内容)
 
 
【ポイント】
9月6日(日)、アンドリュース州首相はビクトリア(VIC)州における制限緩和に関する行程表を発表しました。
 
【本文】
1. 6日、アンドリュース州首相は記者会見を行いビクトリア(VIC)州における制限緩和に関する行程表(roadmap)を発表しました。
(1)メルボルン都市圏:W: www.vic.gov.au
(2)地方区域:W: www.vic.gov.au
 
2. 記者会見の概要は以下の通りです。
(1)行程表の作成 
現在、メルボルン都市圏はステージ4の制限中ですが、9月13日(日)23:59からCOVID Normalに向けた制限緩和の第1ステップへ以降します。ステージ3制限中のビクトリア州地方区域第2ステップへと移行します。
制限措置を段階的に緩和COVID Normalへ至る長期的な行程表を作成しました。重要なことは、年末までに州全体をCOVID Normalにすることです。家族でのバーベキュー、夏休みの休暇、ビーチへの旅行を実現したいと考えています。
 
(2)メルボルン都市圏における制限緩和第1ステップ 
第1ステップは、生活を少しでも楽にする小さな変更です。
一人暮らしや片親家族が交流(bubble)もできるようになり、これにより、友人や親族であれば1名まで自宅訪問できるようになります。私は多くの人にとって孤立は深刻な問題と理解しています。但し、現時点では、感染拡大防止のために真に必要な人に限定願います。
運動の制限も緩和します。第1ステップでは運動時間を毎日2時間に延長します。一度に2時間でも、1時間を2度に分けても構いません。また家族同士、または家族以外の1名とも一緒に運動可能です。これは、地元の公園でのピクニックや地元のビーチでの読書も含まれます。屋外のプレイグラウンドも再開します。
外出禁止時間は1時間短縮し、21:00(現在20:00)からとします。
 
(3)メルボルン都市圏での制限緩和第2ステップ
9月28日(月)までに感染者数が順調に減少していけば(当館注:直近2週間平均で新規感染者数30-50名の条件付)、メルボルン都市圏を第2ステップに移行します。
第2ステップの下では、建設業、製造業、造園業、メンテナンス業に従事する10万人の労働者の仕事が再開されます。また、育児施設も再開されます。
 
(4)地方区域における制限緩和第2ステップ
地方区域における制限緩和の第2ステップでもいくつかの緩和措置が実施されます。
9月13日(日)23:59から、一人暮らしや片親家族の人も交流(bubble)を楽しむことができるようになります。(当館注:メルボルン都市圏での第1ステップと同様に、友人や親族であれば1名まで自宅訪問できるようになります。)
公園やビーチなどの屋外の公共の場所では、2世帯限定で最大5人まで集まることができます屋外プールやプレイグラウンドも開放されます。
 
(5)学校
ターム4から段階的に学校での授業を再開します。
メルボルン都市圏と地方区域のVCEとVCALの生徒は、10月5日(月)から通学が再開されます。地方区域では10月12日(月)~16日(金)の間に全生徒が通学できるようになり、メルボルン都市圏では、VCEとVCALの生徒とPrepから Grade 2の生徒も10月12日(月)から通学が始まります。
 
【参考情報】