【在メルボルン日本国総領事館】新型コロナウイルス関連情報 ビクトリア州の緊急事態宣言は9月13日まで延長
 
在メルボルン日本国総領事館より、「ビクトリア州の緊急事態宣言は9月13日まで延長」が配信されました。
(以下8月16日配信内容)
 
 
【ポイント】
●ビクトリア(VIC)州の緊急事態宣言は9月13日(日)まで延長されました。
新たな制限措置の発表はありませんでした。
 
【本文】
1. 8月16日(日)、アンドリュース州首相は記者会見で、VIC州の緊急事態宣言を9月13日まで延長すると発表しました。記者会見の概要は以下の通りです。なお、新たな制限措置の発表はありませんでした。
(1)現在、この深刻なウイルスの収束からは程遠い状態にあり、感染拡大を防ぐ最大の武器は行動制限にあります。そのために、メルボルン都市圏はステージ4の制限措置VIC州地方区域はステージ3の制限措置が8月5日から始まりました。
(2)本日も、地方区域では15人の新規感染者が発見されましたが、この数字を増やさないことが最も重要です。
(3)軽症の場合でも、検査を受け、外出しないでください。休業補償や他のサポートがない方に対しては、検査結果が出るまでの待機支援として$450の検査受検支援金を受けることができます。
(4)居住場所に関わらず、正当な外出理由がある際にはマスクを着用し、社会的距離を保ち、手洗いをして清潔に保ってください。
(5)緊急事態宣言は9月13日23:59まで延長され、VIC州政府は社会的距離や制限措置を引き続き強制できます。外出制限に違反した場合には、VIC州警察はその場で個人に対し$1,652法人に対し$9,913罰金を科すことになります。
(6)8月2日からの災害事態宣言は1ヶ月続きますが、今後更新される可能性もあります。
 
2. 緊急事態宣言(State of Emergency)と災害事態宣言(State of Disaster)の違い
(1)緊急事態宣言
検疫、自己隔離、行動制限など保健・衛生関連措置に関して、VIC州保健省の主席医務官(Chief Health Officer)に権限が与えられます。
(2)災害事態宣言
緊急事態宣言と同様な権限がVIC州警察にも与えられ、私有地への立ち入り、行動制限、デモ等の集会禁止、州境制限措置などが行われます。
 
【参考情報】
緊急事態宣言と災害事態宣言の違いの詳細に関する記事: