第66回 メルボルン安全対策邦人連絡協議会 ””""

 

第66回 メルボルン安全対策邦人連絡協議会 開催報告

地域の安心とつながりを再確認する貴重な時間に

2025年6月19日(木)、メルボルン市内の在メルボルン日本国総領事館(570 Bourke Street, Level 25)にて、「第66回 メルボルン安全対策邦人連絡協議会」が開催されました。

この協議会は、在留邦人の安全に関する最新情報の共有と、地域内の日本人関連団体同士の連携強化を目的として、定期的に実施されているものです。総領事館からは、古谷総領事、八重樫領事、協議会担当根本氏が出席、そして、日本人会、教育機関、地域団体、留学エージェント、航空業界、旅行業界、SNS運営者、地域団体、メディアなど多岐にわたる団体から代表者が出席し、有意義な情報交換が行われました。

■ 総領事・領事による開会挨拶

冒頭では、古谷総領事より挨拶があり、海外で生活する日本人一人ひとりが自らの安全を意識し、日頃から信頼できる情報ネットワークを築いておくことの重要性などのメッセージが伝えられました。

続いて、八重樫領事からもスピーチがあり、実際に当地で起こった安全上のトラブルや対応事例をもとに、緊急連絡体制や在外公館の役割、また災害・事件発生時の邦人保護体制について具体的な説明がありました。

■ 地域の安全情報の共有

総領事館より、最近のビクトリア州内での犯罪傾向、詐欺被害、特に「SNSやSMS、電話を使った詐欺被害の実例」の報告に、会場内では多くの関心が集まりました。

■ 各団体からの活動報告と意見交換

出席した各団体からは、それぞれの立場からの活動報告と、安全対策に関する取り組みの共有が行われました。

Dengon Netからは、日本語による信頼性の高い生活・安全情報を日常的に発信している立場から、「ウェブを通じて迅速に情報を届ける役割の重要性と、必要とされているサポート体制」について報告。また、「自分の身は自分で守る」という姿勢が大前提ではありますが、本当に助けを必要としている邦人の声が確実に届く体制、そしてそれに応じた具体的な救済システムの構築の必要性を強調しました。

今後もDengon Net/DN Media Australia は、日本人の皆さまが安心して生活できるメルボルンの環境づくりを支えるため、地域団体や総領事館と連携し、正確かつ迅速な情報提供を続けてまいります。