オーストラリアの宝くじ

オーストラリアの宝くじはなんだか難しそう。そんなオーストラリアの宝くじ初心者へ。

オーストラリアの宝くじ - ちょこっと雑学

オーストラリアの宝くじ

日本でも、ロトやナンバーズといった数字選択式の宝くじが発売されて久しいが、“宝くじ”(正式名称は“当 せん金付証票”)といえば、やっぱりあの宝くじ。買い方には“バラ”か“連番”くらいのオプションしかないのに対して、オーストラリアの宝くじはなんだか難しそう。そんなオーストラリアの宝くじ初心者へ。
素朴な疑問を解消して当選率アップ?
海外からもオンラインで買える?
Tattsはオンラインでの宝くじ購入が可能。開設したアカウントで、支払いも賞金の受け取りもできる。オーストラリア在住で18歳以上なら誰でも登録できるが、海外からの場合はその国の法律によって状況が異なる。日本の場合は刑法187条で、日本国内での海外宝くじ購入は禁じられている。
避けたい数字?
高額賞金を狙いたい場合は、数字に誕生日を選ぶ人が多いため“31以下の数字”や“5、10、15…といった規則性のある数字”を外す。これらの数字は選ぶ人が多く、当選者が増え1人頭の金額が低くなるから。1ゲームの中に32以上の数字を含め、規則性のある数字を並べた場合は1つ規則性から外すと良い。
クーポンは捨てても良い?
チケットを紛失した場合の手掛かりとなるので保管しておいた方が無難。
メンバー登録をしていない場合、“Lost Damaged Ticket Search”を申請してシステム上で購入記録を探してもらう際の手掛かりになるからだ。ただし、当選賞金と換金できるかどうかはTattsの判断となるので、チケットの保管は慎重に
 
知っていると当選率アップ?ちょこっと雑学
始まりは1881年のシドニーカップ
オーストラリアの宝くじの代名詞ともいえるTatts (Tatts Group Limited、旧称 Tattersall's Limited)は、世界でも最も古くから続く宝くじの販売元のひとつとして知られている。
その始まりは、1881年にシドニーのパブ経営者だったGeorge Adamsが、シドニーカップで行った“賭け競馬”で、このGeorge Adamsこそ、街の宝くじ売り場で見掛ける、ソフト帽をかぶった男性。
彼は移転先のタスマニアで負債を抱えた銀行の不動産を賞品(1等は銀行の本社ビル)に販売した宝くじが大成功するなど、その後もビジネスマンとして活躍。1904年に同地で亡くなったものの、会社は1954年にビクトリア州政府に招聘され移転。彼の遺言によって、長年の間利益は一族のみにわたるようになっていたが、2005年に株式を上場。
2017年に、競馬やスポーツなどの大手ギャンブル会社Tabcorp Holdings Limitedと合併したが、2022年に会社分割により宝くじ事業はThe Lottery Corporationが運営している。
ビクトリアの特殊な宝くじ事情
オーストラリアの宝くじは州・準州政府レベルでの許可制で、公有(西オーストラリア、南オーストラリア、)または民間企業(ビクトリア、タスマニア、オーストラリア首都特別地域、北部準州、ニューサウスゥェルズ)による運営。この民間企業がTattsのブランド名で知られるTatts Group 社で、各州のブランド名は違いながらも(クイーンズランドはGolden Casket、ニューサウスウェルズは NSW Lotteries)事実上は独占市場。
このため、ビクトリア州では、2008年7月から、ギリシアを基盤とする振興のIntralot社にも宝くじの販売を許可。ビクトリア州とタスマニア州でのみ従来の高額賞金を特徴とするTatts Group社製の宝くじと、その場で当選が分るスクラッチ(元はTattsが販売権を持っていた)を主とするIntralot社の宝くじを購入できるようになったが、業績不振を理由に2014年に消費者向け宝くじ事業から撤退している。
 
今回で最終回。みなさん節度を持ってオーストラリアの宝くじを楽しんでください。