今週は、先週お伝えした口内乾燥症に関わりのあるシューグレン症候群についてお伝えしていきたいと思います。
シューグレン症候群とは、1933年にヘンリック シューグレンによって確認された免疫疾患の1つで、白血球が唾液腺や涙腺を攻撃してしまうものです。症状が悪化すると、口内乾燥症や乾性角結膜炎(ドライアイ)に発展します。
【症状】
○口内や目、膣の乾燥
○顔や首辺りの腫れ
○間接の痛み
○皮膚・鼻・肝臓や肺などの臓器・脳の乾燥
【原因と考えられているもの】
○遺伝によるもの
○ウイルス感染によるもの
男性より女性の方がかかりやすい傾向にあり、40代後半の方が多くシューグレン症候群と診断されています。免疫疾患の中ではかかる人が多い病気です。
治療方法は現在ないとされていますが、症状を和らげたり、発展しないようにすることは可能です。また、シューグレン症候群になっても、通常の生活を送ることができますが、ウイルスに感染しやすくなったり、口の乾燥によって虫歯・歯周病・口内炎にかかりやすくなってしまいます。早めに医師検診を受けましょう。
歯やお口のトラブルに関するご質問・ご相談があればお問い合わせください。
受付には常時日本人スタッフがいますので、日本語でお気軽にお電話ください。
**********************************************************
SHIBATA DENTAL
TEL: (03) 9889 0612
月曜日・火曜日 午前10時~午後8時
水曜日・木曜日 午後12時~午後8時
金曜日 午前10時~午後5時
*診療時間は週により変更する場合がございます。ご確認下さい。
513 Camberwell Road, Camberwell 3124
Tram 75 Stop 48
Email: smile@shibatadental.com.au