宇宙から帰還したゴールデンワトルの種の播種式について-【在メルボルン日本国総領事館イベントレポート】
 

宇宙から帰還したゴールデンワトルの種の播種式について

宇宙から帰還したゴールデンワトルの種の播種式

宇宙から帰還したゴールデンワトルの種の播種式11月18日、6ヶ月間宇宙を旅したワトルの種の播種式がコーフィールド小学校およびフランクストン高校にて開催され、島田総領事の他、豪州宇宙庁(ASA)、ビクトリア州教育訓練省、及びOne Giant Leap Australia Foundationの関係者らが出席しました。
 
ビクトリア州で採取されたワトルの種は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のアジアンハーブインスペース(Asian Herb in Space)プロジェクトの一環として国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟に昨年12月から6ヶ月の間搭載されました。地球に戻った後は、豪州各地の学校などに植えられて、宇宙科学の探求及びSTEM教育の促進に寄与することが期待されます。本事業はJAXAとASAの日豪コラボレーションにより実現し、ASAから委託を受けたOne Giant Leap Australia Foundationが運営しています。
 

宇宙から帰還したゴールデンワトルの種の播種式深化する日豪関係の発展を祝い、在メルボルン日本国総領事館が日本との繋がりのある学校に本件事業への参加を呼びかけたところ、長年にわたり日本と深い関係を有しているコーフィールド小学校とフランクストン高校が、同事業に応募し選出されました。

 
播種式では、ISSでアジアンハーブインスペース・プロジェクトに直接携わったJAXAの野口聡一宇宙飛行士から両校へのビデオメッセージが披露されました。

宇宙から帰還したゴールデンワトルの種の播種式