【在メルボルン日本国総領事館】新型コロナウイルス関連情報 タスマニア州:ビクトリア州からの入州禁止・非常事態宣言の延長
 
在メルボルン日本国総領事館より、「タスマニア州:ビクトリア州からの入州禁止・非常事態宣言の延長」が配信されました。
(以下7月9日配信内容)
 
 
【ポイント】 
タスマニア州政府(TAS)7月24日以降もビクトリア州(VIC)からの入州を認めないと発表しました。 
TAS州首相は8月31日まで非常事態宣言を延長すると発表しました。
 
【本文】 
1. 7月8日(水)、TAS州首相は24日(金)に予定している州境規制緩和の際にVIC州からの入州は認めないと発表しました。これは、VIC 州でCOVID-19の感染が拡大している状況を踏まえた決定です。また、VIC州から入州するTAS州民に対しても更なる制限措置を設ける予定です。
   
(1)VIC州民及び過去14日間にVIC州に滞在歴のある者(TAS州民を除く)
  入州が認められません。また、これらの者がTAS州に到着した場合、事前に許可が得られている場合を除き、渡航費用自己負担により帰ることが求められます。 
(2)TAS州民で、過去14日間にVIC州に滞在歴がある場合
  政府指定のホテルでの14日間の自己隔離が必要です。
 (3)TAS州民で、VIC州以外の地域からタラマリン空港で乗り継ぎの際に空港から出なかった場合
  自宅にて14日間の自己隔離が必要です。 7月24日まではこの措置が継続します。 
(4)TAS州民及び他州からの旅行者が、タラマリン空港で乗り継ぎの際に空港から出た場合
  政府指定のホテルにて14日間の自己隔離が必要です。 
(5)企業及び組織がVIC州から必要不可欠な人材の入州免除申請を検討している場合
  事前にVIC州以外から人材が採用できないことを証明することが求められます。
 (6)VIC州から必要不可欠な入州における免除申請は可能ですが、許可が下りる可能性は低いとのことです。
 
2. 9日、TAS州首相は、VIC州でのCOVID-19感染拡大を受け非常事態宣言を8月31日まで延長することを発表しました。 
 
【参考情報】
TAS州政府公式ホームページ
 
State of Emergency Declaration extended