日本人歯科医が分かりやすくご説明します
柴田歯科医院 
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●歯の健康は身体の健康●

皆さんは身体の健康についてどうお考えでしょうか?
食べ物に気をつけ、適度な運動をし、免疫の高い身体を保つ事を大切にしていませんか?

では、身体に必要とされている栄養の入り口となっている「お口」の健康を、皆さんはどれくらい確認しているでしょうか?
歯の健康を怠ってしまっていると、食べたいものが食べれなくなってしまったり、噛み切れないために満足感を得れなかったり、虫歯や、歯周病などになりやすくなってしまいます。



口腔機能は毎日の生活の中で、「食べる」時にだけでなく「話す」時にも使う機能となりますよね?

良く映画などで、すきっ歯の人の発音が聞こえずらかったりしませんか?そうなんです。歯がないだけで「会話」をすることが難しくなるんです。お口の健康を後回しにしていると、気付いた時には手遅れになってしまっている事が多く、小さい歯が一本なくなった、ほんの少しの変化で、身体のバランスが悪くなってしまう可能性もあります。

健康な口腔機能を保つ事は、身体の健康につながり、そして、心の健康にも繋がってきます。

今回はそんなお口の健康と身体の健康についてお話したいと思います。

 

 

ご飯をおいしく食べるために歯は必要?

皆さんの好きな料理は何でしょうか?日本食、中華、フレンチなど、色々な食生活を楽しめるのがオーストラリアです。食べ物を美味しく食べるコツとしては、良く噛んでゆっくりと味を楽しむ事。又、食べ物をしっかりと噛むことで、消化や吸収もよくなり、唾液が分泌され、唾液に含まれるホルモンが若さを保つために働き、口内の殺菌をしてくれます。そして何より良く噛む事で満足感を得られ、肥満予防にも繋がるのです。

噛む目安としては一口30。食事の際にはよく噛んで食べることをお勧めします。

  

では、おいしく食べ物を食べるにあたり、歯は必要とされるのでしょうか?

 

皆さんは硬い物を食べる時、どの歯を使いますか?

そう、奥歯ですよね。奥歯は硬い食べ物を噛み砕くためにとても大事な役割を持っています。


もし歯の病気から、奥歯が数本でも無くなってしまうと咬合力が弱まり、ステーキなどが食べにくくなる、又噛み切れなくなってしまいます。そして、沢山奥歯を無くしてしまうと、全く噛み砕けなくなり、硬いものが食べれなくなる可能性もあります。

 


それでは、一体歯は身体の健康とどう関係してくるのでしょうか?

まずは楽しく食べるために、歯は何本くらいあればいいのかを見ていきましょう。

 

一体歯は何本あればいいの?

一般的に全ての歯が生えそろっていると32本になります。(親知らず含む)


又、1832の歯があれば、固焼きせんべい、ステーキ、スルメイカ、フランスパンなどを噛み砕く事が出来、美味しく食べ物を食べられると言われています。

17本以下となってくると、もう少し柔らかい煮物や、薄切り肉、お米、魚など。

又、05と歯が殆どなくなってしまうと、バナナや麺類、スープなど、殆ど噛む必要のない食べ物を主食としなければなりません。

 


色々な食生活が楽しめてグルメになってきたこの現代で、限られた食生活は好みませんよね。

 


歯の健康を守る事は、咬合力を維持すると言うこと。そして、咬合力を維持する事で、楽しい老後や食生活を

守る事に繋がります。

 


若いから大丈夫。と歯科医院を避けてはいませんか?

もしこの記事を読んで、少しでも歯の健康に関して気になると言う方がいれば、早めに歯科医師の元で検診を行うように心がけてください。

 

 

歯を失う原因?

歯を失う主な原因として、虫歯歯周病が上げられます。初期虫歯や歯周病は、痛みなどの自覚症状が現れないと言う事から、発見が遅れてしまう場合が多く見られるからです。目に見える、又痛む症状などが現れた時には、歯の状態が悪化している事が多々あります。

 

虫歯

虫歯の場合、黒い点が見つかったり、歯が変色している、異臭がする、虫歯が原因で歯がもろくなり欠けてしまった、など、ご自身で「虫歯かも?」と言う症状が現れた場合、早期に歯科医師の元で確認をしていただく事をお勧めします。

なぜならば、まだ初期の虫歯(象牙質に達していない、エナメル質内の虫歯)は痛みがなく、発見しずらいからです。上記の症状が現れた場合、既に虫歯が悪化している可能性が高まります。又、虫歯が悪化し、象牙質が冒されてると、甘いものや冷たいものが「しみる」と言う症状が現れます。神経が、悪化した虫歯菌に冒された場合、冷たいものだけでなく『熱い』飲み物もしみるようになります。この場合、通常の詰め物だけではなく、「根管治療」が必要とされ、神経を取り除かなければ歯の周りが炎症を起こし、抜歯の確率が高くなります。

 

歯周病

歯周病とは歯と歯ぐきの間にたまった歯垢(Plaque/プラーク)の中にいる歯周病菌が、歯茎に炎症を起こす病気の事を言います。(※詳しくは前回記載させていただいた記事「歯周病」をご参照ください。)又、放置しておくと歯槽骨が溶け始め、歯を支えている歯ぐきが弱くなり、歯がぐらぐらになるため抜け落ちてしまう可能性もある病気です。

歯周病は音も、痛みもなく進行して行く病気となりますので、炎症を起こしていても気づかない事が多くあります。

 

皆さんは歯磨きをしていて、歯ブラシに血がついたり、歯ぐきから出血はしていませんか?

 

歯周病の主な原因は歯周病菌からとなりますが、健康状態が悪く、免疫力が落ちている、妊娠している、生活習慣が悪いなど、歯垢をためやすい生活を送っていると歯周病菌が活発になりやすくなります。

毎食後、規則正しい歯磨きを欠かさずするように心がける事が、なによりの歯周病予防です。

又、食生活の改善が歯周病予防にもつながります。

 

 

では、どんな生活習慣だと要注意なのでしょうか? 

 

○間食が多い                                        ○煙草を吸う

○甘いものが好き(グミ/チョコレート)  ○歯磨きが一日1

○噛まずに食べる                                  ○週末出かけた際、歯磨きをせずに寝てしまう

○柔らかい物を好んで食べる (ラーメンなどの麺類、ご飯、菓子パン、スープなど)

○ストレスを溜めやすい                         ○アルコールが好き(特にビール/カクテル)

○炭酸飲料が好き                                  ○フロスや歯冠ブラシを使用しない

 

歯周病になりやすい健康状態には、何があるのでしょうか?

 

○糖尿病                                              ○更年期障害

○妊娠                                                 ○風邪などで免疫力が落ちている

○遺伝                                                 ○歯並びが悪い(歯磨きがしずらい)

                  

上記に書いてある事いくつかに、当てはまるかも?と言う方は要注意です。

下記にある、セルフチェックをしてみましょう。

 

又、年々20代-30代の歯周病率が上がってきています。

若くても「歯周病」にはなりやすいので、少しでも気になる場合には、歯科医師の元で検診を行うように心がけましょう。

 

 

注!!!!スモーカーは要注意!

煙草を吸う人は歯周病に要注意です。ニコチンなどの有害物質は歯茎や歯に悪影響を与えるのみでなく、身体の抵抗力を弱めてしまう場合もあります。又、タール(ヤニ)が歯にこびりつくと歯垢がつきやすい環境になってしまいます。一度タールがこびりついてしまった歯は、自分ではとても磨きにくく、歯科医や歯科衛生士の元でクリーニングをしてもらわなければなりません。

歯周病は放置していても自然治癒する病気ではありません。少しでも歯ぐきの状態が気になる場合には必ず歯科医師との相談をしましょう。

 

健康のため、そして家族のためにも「禁煙」を!とお勧めいた致しますが、先ずは歯科医院での検診とクリーニングをなるべく6ヵ月間ごとに行うように心がけることから、スタートしてみましょう。

 

歯周病のセルフチェック!

あなたの歯ぐきは健康ですか?

次の項目で当てはまるものがいくつありますか?

□ 口臭が気になる

□ 歯ぐきが赤くなっている/腫れているところがある

□ 歯ぐきを押すと痛い

□ 歯と歯の間に食べ物がつまりやすい

□ 歯ぐきがブヨブヨになっている

□ 硬い物が噛みにくくなった

□ 歯を磨いた後、歯ブラシに血がついたり、すすいだ水に血が混じっている事がある

□ 歯と歯の間の歯ぐきが、鋭角的な三角形ではなく、オムスビ形になっている部分がある

□ 時々歯が浮いたような感じがする

□ 少しぐらつく歯がある (例:指で触ったり、舌で触ると)

□ 歯ぐきから膿が出たことがある

 

 

〈判定〉

チェックがない場合:

お口の健康が保たれています。今までどおりの歯磨きを心がけ、年に一度は歯科検診とクリーニングを受けるように、心がけましょう。

チェックが12の場合:

歯周病の可能性があります。一度歯科医院で検診を受け、歯周病かどうかの確認をしましょう。又、歯磨きの仕方を見直してみるのもいいでしょう。毎日フロスはしていますか?

チェックが35以上の場合:

歯周病が進行し、歯周炎になっている恐れがあります。早期に歯科医師に相談しましょう。

 

歯周病菌の怖さ

皆さんは歯の健康と体の健康を結びつけていますか?


歯周病の炎症は見逃してはならない病気の一つなんです。

なぜならば、歯周病菌は下記の原因となる可能性があるからです:


1】歯周病の炎症から砂糖の処理能力が低下し、糖尿病になりやすくなる

2】歯周病菌が血流に入り、血管の内側に溜まり、固まってしまうことで閉塞し、心臓病の原因に


3】妊娠中、歯周病菌が口から入ってしまい、体のバランスを崩し、赤ちゃんが早生まれしてしまう可能性も


4】歯周病菌が肺に入り、肺炎を起こす

 

歯周病を甘く見てはいけません。歯磨きをするたびに出血をする場合は、なるべく早めに歯科医師と検診を行う事を心がけるようにしましょう。

 

 

 

歯周病と知覚過敏

皆さんは良く「知覚過敏」と言う言葉を歯科医院、または、薬局などで聞いたりしませんか?知覚過敏は歯磨きの摩擦により歯ぐきが下がってしまったり、歯のエナメル質が削れてしまった結果の、象牙質の露出が原因となります。

象牙質はエナメル質と異なり、とても柔らかく、そして歯の神経に繋がる無数の穴が開いています。この無数の穴を通して、冷たいものや、熱いものがしみたり、歯がズキンと痛んだりしてしまうのです。

又、歯周病の人は知覚過敏になりやすい傾向にあります。歯周病の場合、炎症により歯ぐきが退縮し、象牙質が剥き出しになってしまい、知覚過敏になりやすくなってしまうのです。


※詳しくは「知覚過敏」の記事をご参照ください



知覚過敏を放置していると、歯磨きの際にも痛みを伴う可能性が高く、歯磨きも丁寧に出来ず、歯垢がたまり歯周病が悪化してしまいます。「知覚過敏かも?」と思われる方は、お近くの歯科医師と相談をして見ましょう。

身体の健康を維持するためにも、お口の健康を怠らないよう心掛ける事が重要となります。
柴田歯科ではお口の健康に関して、色々とご相談を受け付けておりますので、お悩みがありましたらいつでもお気軽にお電話や電子メールにてお問い合わせください。

歯について知ろう!      ○歯によい食事とは       ○歯によい食習慣について
正しい歯の磨き方って?    ○電動歯ブラシの使い方     ○歯磨き粉について
ステインの日常予防      ○舌のお掃除          ○歯間ブラシ
口臭と舌のクリーニング    ○歯の定期検診         ○歯の定期クリーニング
通常のクリーニングと歯周ポケットのクリーニングの違い     ○虫歯
歯周病            ○食生活で歯周病予防      

柴田歯科概要

歯やお口のトラブルに関するご質問・ご相談がありましたら、お問い合わせください。
受付には常時日本人スタッフがいますので、お気軽に日本語にてお問い合わせください。

※診療時間外でのお問い合わせは、電子メールで承っております。
 

 

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