お肉をおいしく食べる

オーストラリアは世界有数の畜産大国。肉の部位の使い分けで、いつもの料理を更に美味しく。

肉の部位図鑑 - お肉をおいしく食べる Page3

Beef:Brisket・Rump・Flank

肉の部位図鑑

オーストラリアは世界有数の畜産大国。
何かと物価が高いメルボルンですが、肉の値段に関して言えば、日本よりもややお手頃感がありますね。
そして肉売り場に行けば、ずらりと並ぶ肉の数々。でも、表示名がいろいろで、何を選べば良いのか分からず困ったことはありませんか。そんなあなたのために、お肉の部位とよく見掛ける表示名についてまとめました。用途に合わせてカットされているので適した料理法もさまざま。
使い分けを意識すれば、いつもの料理が更においしくなることでしょう。

Beef / 牛肉
 肉の中で最も高価なイメージがあるのが牛肉。日本よりはお手頃価格で手に入りますが、それでもやっぱりちょっと高価な肉です。日本では霜降り状の肉が美味とされ人気がありますが、オーストラリアでは赤身の肉が主流です。最近は、WAGYU人気が広まっています。
 Beef

7. Brisket/ばら
特徴 赤身と脂肪が層になっていて、きめは粗くかためですが、濃厚なバランスを味わえます 。三枚肉と呼ばれることもあります。
表示名 brisket
料理法 シチューなどの煮込み料理や炒め物など、幅広く使えます。

8. Rump/ランプ
特徴 脂がわずかしかない赤身ですが、肉のきめが細かく、とても柔らかくて旨味がある貴重な部位です。
表示名 rump
料理法 テールスープ、シチューなどの煮込み料理。

9. Flank/フランク
特徴 柔らかくて旨味のつまった部分です。
表示名 flank steak、flap meat
料理法 炒め物やじっくり時間を掛けて加熱する料理に向いています。
薄切りステーキにも。

参考ウェブサイト W: australianbutchersguild.com.au, W: australianpork.com.au , W: primecutmeats.com.au