お肉をおいしく食べる

オーストラリアは世界有数の畜産大国。肉の部位の使い分けで、いつもの料理を更に美味しく。

肉の部位図鑑 - お肉をおいしく食べる Page2

Beef:Short Ribs・Oxtail・Shin

肉の部位図鑑

オーストラリアは世界有数の畜産大国。
何かと物価が高いメルボルンですが、肉の値段に関して言えば、日本よりもややお手頃感がありますね。
そして肉売り場に行けば、ずらりと並ぶ肉の数々。でも、表示名がいろいろで、何を選べば良いのか分からず困ったことはありませんか。そんなあなたのために、お肉の部位とよく見掛ける表示名についてまとめました。用途に合わせてカットされているので適した料理法もさまざま。
使い分けを意識すれば、いつもの料理が更においしくなることでしょう。

Beef / 牛肉
 肉の中で最も高価なイメージがあるのが牛肉。日本よりはお手頃価格で手に入りますが、それでもやっぱりちょっと高価な肉です。日本では霜降り状の肉が美味とされ人気がありますが、オーストラリアでは赤身の肉が主流です。最近は、WAGYU人気が広まっています。
 Beef

4. Short Ribs/ともばら/前ばら
特徴 あばらの骨付き肉で、こってりとした甘みがあります。焼き肉で特に人気があります。
表示名 short ribs、asado ribs
料理法 バーベキュー、焼き肉にお勧めです。大きな物は煮込み料理など、じっくり加熱する料理にどうぞ。

5. Oxtail/テール
特徴 牛の尻尾の部分。コラーゲンが豊富でテールスープによく使われます。良く煮込むととてもおいしくなります。
表示名 oxtail
料理法 テールスープ、シチューなどの煮込み料理。

6. Shin/すね
特徴 Shankとも呼ばれます。脂肪が少なく、筋が多くて非常にかたい部位です。ゼラチン質を多く含み、肉の味が濃厚なのでストックを取るのにぴったり。じっくり煮込むことでコラーゲンが溶け出して柔らかくなります。
表示名 osso bucco (bone in)、gravy beef (boneless)
料理法 ゆっくり時間を掛けて調理することで旨味が出ます。煮込み料理がお勧めです。

参考ウェブサイト W: australianbutchersguild.com.au, W: australianpork.com.au , W: primecutmeats.com.au