お肉をおいしく食べる

オーストラリアは世界有数の畜産大国。肉の部位の使い分けで、いつもの料理を更に美味しく。

肉の部位図鑑 - お肉をおいしく食べる Page4

Beef:Tenderloin・Topside

肉の部位図鑑

オーストラリアは世界有数の畜産大国。
何かと物価が高いメルボルンですが、肉の値段に関して言えば、日本よりもややお手頃感がありますね。
そして肉売り場に行けば、ずらりと並ぶ肉の数々。でも、表示名がいろいろで、何を選べば良いのか分からず困ったことはありませんか。そんなあなたのために、お肉の部位とよく見掛ける表示名についてまとめました。用途に合わせてカットされているので適した料理法もさまざま。
使い分けを意識すれば、いつもの料理が更においしくなることでしょう。

Beef / 牛肉
 肉の中で最も高価なイメージがあるのが牛肉。日本よりはお手頃価格で手に入りますが、それでもやっぱりちょっと高価な肉です。日本では霜降り状の肉が美味とされ人気がありますが、オーストラリアでは赤身の肉が主流です。最近は、WAGYU人気が広まっています。
 Beef

10. Tenderloin/ヒレ
特徴 Eye Filletと呼ばれることが多いです。牛肉の中で最も柔らかく、きめが細かくて脂肪や筋が殆どない上品な味が特徴。少ししかとれないため、高級な部位です。
表示名 tenderloin (eye filletまたはfillet steak)
料理法 ステーキ、ローストステーキやローストなどで、焼き過ぎずに食べるのが最適。tenderloin steakは日本でいうヒレステーキにあたり、ステーキ肉の中で一番高価で柔らかく、優しい味わいです。

11. Topside/うちもも、Silverside/そともも
特徴 内股にあたるTopsideは、脂肪が少ない赤身の部位で、きめはやや粗 いのですが柔らかく、肉質 が均一のかたまりで取れるので、ローストビーフなど大きな切り身肉の料理に適しています。外側部分のSilversideは、内ももより少し硬めで、赤身中心のきめが粗く堅い肉質です。
表示名 eye round、topside 、outside flat
料理法 Topsideはローストに、Silversideは角切りや薄切りにして煮込む料理に適しています。eye roundとoutside flatはロースト、薄切りステーキやグリル 、煮込みなど幅広く使えます。

参考ウェブサイト W: australianbutchersguild.com.au, W: australianpork.com.au , W: primecutmeats.com.au