2020/07/03
【在メルボルン日本国総領事館】新型コロナウイルス関連情報 ビクトリア州の感染者増加に伴う他州の州境規制強化
　
在メルボルン日本国総領事館より、「ビクトリア州の感染者増加に伴う他州の州境規制強化」が配信されました。
（以下7月2日配信内容）
 
 
【ポイント】
●7月2日（木）より、 VIC州の感染ホットゾーン居住者は、一部の例外を除きNSW州への訪問が禁止されます。違反した場合、最高11,000ドルの罰金か最長6ヶ月の懲役が科されます。
●7月3日（金）より、VIC州からQLD州へ訪問する場合、自己負担によるホテルでの自己隔離が2週間必要となります。
●首都特別地域（ACT）はキャンベラ居住者に対し、7月29日（水）までVIC州への感染ホットゾーンへの訪問を中止するよう、また、その他のメルボルンの地域についても訪問を再考するよう要請しました。
 
【本文】 
VIC州における感染者数が15日間連続で二桁の増加を示し、感染が拡大している現状を受け、NSW州、QLD州、 ACT、SA州はVIC州に対する州境規制を発表しました。
 
1. 各州の州境規制は以下のとおりです。
（1）NSW州
NSW州政府は、7月2日より、VIC州の感染ホットゾーン居住者はNSW州への訪問を禁止すると発表しました。これに違反した場合、最高11,000ドルの罰金か最長6ヶ月の懲役が科されます。例外として、人道的理由（医療ケア等）の場合は許可されます。
 
（2）QLD州
QLD州政府は、7月3日より、VIC州からQLD州への訪問は、自己負担によるホテルでの自己隔離が2週間必要と発表しました。
QLD州政府メディアステートメント：Restrictions eased, border plan in place
 
（3）ACT
ACT政府はキャンベラ居住者に対し、7月29日までVIC州の感染ホットゾーンへの訪問を中止するよう、また、その他のメルボルンの地域についても訪問を見合わせるよう発表しました。
 
（4）SA州
SA州政府は、当初7月20日（月）にVIC州、NSW州、WA州に対する州境を再開する予定でしたが、VIC州に対する州境再開については、今後の状況を見て判断すると発表しました。
SA州ホームページ：Dashboard and Daily update
 
また7月1日付領事メールでお伝えした通り、SA州の居住者を含む全ての入州者は、到着前にオンライン事前承認手続きを求められています。申請結果は72時間以内にEメールで通知され、入州時にはリファレンス番号と顔写真入りIDの提示が必要です。申請は、以下のSA州警察のホームページから手続き可能です。
SA Police Cross Border form
 
2. 今後のVIC州における感染状況の変化に伴い、各州政府の規制内容も頻繁に変わることが見込まれますので、各州政府のサイトやニュースを通じて最新情報の入手に努めて下さい。
 
【参考情報】
お住まいがVIC州の感染ホットゾーンに該当していないか、こちらからご確認ください。