
日本語弁論大会に行こう!!
今回第42回を迎えるこの弁論大会は、毎年ビクトリア州の17歳以上の日本語学習者が参加します。学習者が日頃の学習成果を日本語の分かる聴衆の前で試します。参加者の励みになるので、みんなで行きましょう。
各部門の優勝者は、10月15日(土)にシドニーで行われる全国大会に出場します。
大会終了後、助成スポンサー、指導の先生方、過去の参加者、来場の方々と交流・親睦を深める為、懇親会が開かれます。こちらも皆さんの参加を歓迎しています。
▼日時: 9月4日(日)
8:45 午前の部門(高校2・3年生)レジストレーション
9:00 ~ 午前の部門開始
12:30 午後の部門 (大学・一般) レジストレーション
13:00~ 午後の部門開始
17:30 ~ 19:00 懇親会(出場者、審査員、来場者の交流会)
▼会場: Advanced Techonolgy Centre (ATC)
Swinburne University of Technology
427 Burwood Rd. Hawthorn 3122
(Melway: 45-E10 & Campus map 881 next to John St.)
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▼詳細: 2011年ガイドライン、申込書他については、在メルボルン総領事館ウェブサイトをご覧下さい。
www.melbourne.au.emb-japan.go.jp
2010年度日本語弁論大会「メルボルン・大阪姉妹都市賞」受賞者からの報告
アンナ・レナルソン・オウキーニ (訳: 久保田満里子)
私が2010年のビクトリア州日本語弁論大会に参加したのは、自分へのチャレンジと自信をつける為、そして新しい事を体験したかったからである。その時はまさか、「メルボルン・大阪姉妹都市賞」を受賞して、生涯忘れられない経験をするとは夢にも思っていなかった。私には今年、メルボルン市からの親善大使として大阪を訪問する機会が与えられたのである。この賞には日本への往復航空券、レールパス、7日間のホームステイ、そしてメルボルン市と大阪市役所の国際課の人達が計画した活動に参加することが含まれていた。
大阪に行くのは今回で2回目である。2009年に1年間大阪府に留学した事があるからである。しかし今回の目的は前回と違っていたので、大阪を違った目で見る事ができた。
私のホストファミリーの早野家は20年間ドイツに住んでいた人達で、広い心を持ち、積極的にメルボルンの歴史や文化を知ろうとしてくれた。大阪にいた7日間は、夜と週末は早野さん一家に、週日の昼間は市役所の人達に面倒をみてもらった。市役所の人達には大阪市立美術館、歴史資料館、大阪城、大阪港、大阪海洋博物館、梅田スカイビル等いろいろな所に連れて行ってもらった。市役所の人達は皆知識が豊富で、多くの事を教えてもらった。ホストファミリーにも四天王寺や生玉神社等に連れて行ってもらった。
一番のハイライトは大阪市役所に行き、メルボルン市長のロバート・ドイル氏の手紙とお土産を、大阪市役所の人達に渡した事である。そこでは私の弁論大会のスピーチの内容「日本の教育制度の再考」について話し合い、姉妹都市の絆を強くした。この公式訪問の時は緊張したが、皆に温かく接してもらい、感激した。大阪市からは特別なメダルをもらい、今では私の宝物となっている。
メルボルンが、大阪のように活気があり歴史的な街を姉妹都市としているのは幸運だと感じた。
この旅を可能にしてくれた日本語弁論大会実行委員会の方達、メルボルン市役所の方々、大阪市役所の方々に深く感謝したい。
2010年大会の受賞者達