日焼け対策

オーストラリアは世界で最も紫外線の強い国の一つ。しっかり日焼け対策をして、夏を楽しみましょう!

日焼け対策 - 肌や目を守る・乳幼児の日焼け

日焼け対策 

澄みきった青い空に美しい海。せっかくオーストラリアに来たんだから、ビーチにスポーツにキャンプにと、アウトドアを満喫したいもの。でも、ちょっと待って。オーストラリアは紫外線の強い国で、世界で最も皮膚がんの発症率が高い国の一つ。うっかり素肌を太陽の下でさらしていたら、とんでもないことになってしまう…かも。そこで「日焼け対策」。しっかり日焼け予防をして、オーストラリアの夏をエンジョイしましょう。

● ● ●  肌や目を守るには? ● ● ●

日焼け対策紫外線から肌をや目を守るには、直射日光を避けることが大切です。
そのためには「日陰に入る」「紫外線予防効果の高いグッズを身に付ける」ことがあげられますが、忘れてはならないのが「併用する」こと。帽子を被っていてもサンスクリーンを塗らなかったり、サンスクリーンを塗っていてもタンクトップを着ていては効果が望めません。帽子、サングラス、服、サンスクリーンを併用することで、効果はよりアップします。
とくに日本人にはあまり習慣のないサングラスの着用も重要。長時間紫外線に目をさらしていると角膜や水晶体を傷つけ、白内障や目の周りの皮膚がんなどの危険性があるといわれています。
また、Sun Smart UV Alert をこまめにチェックして、その日の紫外線レベルを知っておきましょう。これは気象局によって毎日新聞などに発表されるUV(紫外線)指数で、指数が3(UV3と表示)以上になると日焼けや皮膚がんなど、肌へのダメージ対策が必要となるために、発表されています。

● ● ●  乳幼児の日焼け対策 ● ● ●

乳幼児の日焼け対策乳幼児の皮膚は大人よりも薄いため、非常に繊細で日焼けをしやすいものです。乳幼児に対する日焼け対策は、基本的には大人と同じ(紫外線レベルの高い時間帯の外出を避ける、日陰を探し、洋服、帽子、サングラス、サンスクリーンで肌を覆う)ですが、さらに乳児ならば ベビーカーを買うときは、十分に日よけ効果があるかフードの位置や調整ができるかをチェックします。
また、ベビーカーには常にモスリンのような薄くて軽い布をかけるか、別売のシェード部分を使って赤ちゃんへの直射日光を避けます。マザーズバッグの中には、サンスクリーンのほか、小さめの布や毛布、脚や腕も覆うことのできるロンパースーツなども常備しておきましょう。
幼児ならば 遊び場には木を植えたり(低い位置の枝は危険なので取り除きます)日よけを設置し、日陰の下で遊ばせるようにします。とくに、帽子とサングラスを忘れずに。

◇ ◇ ◇ 噂の検証③ ◇ ◇ ◇

曇りの日の方が日焼けしやすい?
紫外線レベルは曇りでも変わりありません。ただ、晴れている日よりも涼しいので、油断しているためか、ほとんどの人は気温が18~27℃の日に日焼けしているそう。

次回は、サンスクリーンの選び方などについてお話しします。

取材協力: The Cancer Council Victoria