日焼け対策

オーストラリアは世界で最も紫外線の強い国の一つ。しっかり日焼け対策をして、夏を楽しみましょう!

日焼け対策 - 皮膚がん その2

日焼け対策 

澄みきった青い空に美しい海。せっかくオーストラリアに来たんだから、ビーチにスポーツにキャンプにと、アウトドアを満喫したいもの。でも、ちょっと待って。オーストラリアは紫外線の強い国で、世界で最も皮膚がんの発症率が高い国の一つ。うっかり素肌を太陽の下でさらしていたら、とんでもないことになってしまう…かも。そこで「日焼け対策」。しっかり日焼け予防をして、オーストラリアの夏をエンジョイしましょう。

● ● ●  皮膚がんになる可能性が高い人の特徴 ● ● ●

皮膚がん下記の特徴に当てはまる人は、皮膚がんの危険大。真剣に日焼け対策を!
・色白で日焼けすると赤くなる
・子どものころにオーストラリアの日光に当たっていた
・家族に皮膚がんの人がいる
・ソバカスやホクロが多い
・故意に日焼けする機会が多い
・屋外で働く時間が長い
・日焼けマシンなどをよく利用する

● ● ● 覚えておきたいこと ● ● ●

・ビクトリア州では2021年に2824人がMelanomaと診断され(うち男性は1650人、女性は1174人)ている。(The Cancer Council Victoria 調査)
・紫外線は直射日光だけでなく、ビルやコンクリート、砂や水に反射したり拡散し、薄い雲やガラスも通り抜けるので、涼しくて曇りの日でも、室内・車内でも日焼け防止策を。
・紫外線レベルの高い時期は9~4月。
・紫外線レベルの高い時間帯は午前10時~午後2時(夏時間は午前11時~午後3時)なので、この時間帯の外出は避ける。
・1月の快晴時では、15分弱の日光浴でもサンバーンを引き起こす。
・肌の色や人種にかかわらず、誰にでも皮膚がんになる可能性はある。

◇ ◇ ◇ 噂の検証② ◇ ◇ ◇

オーストラリアでの1時間の日光浴で当たる紫外線レベルは、日本での15時間分と同じ?
紫外線レベルはオーストラリア国内でも場所によって違います。メルボルンやシドニーは日本とほぼ同じ。より赤道に近いダーウィンやケアンズでは日本の2~3倍の紫外線レベルです。

次回は、肌や目を守り方についてお話しします。

取材協力: The Cancer Council Victoria