ちょっと気になる健康のこと

医者にかかるほどではないけど、ちょっと気になる健康のこと。ちょっと気になる症状の発症、予防や対策、対処法などをお伝えします。ただし、何事もプロに任せるのが一番。症状が改善されなかったり、酷くなる場合は、必ずドクターに相談を。

おとなの Safe Sex - 誰でもできるSAFE SEX

 おとなのための Safe Sex

昔から生きる為に必要な事を「衣・食・住」と表現しますが、本来は「衣・食・住・性」ではないでしょうか。いつの時代であっても「セックス」はタブーな事としてあまり語られないのが現実。でも日々の生活に必ず存在するものです。性行為は知っていても、驚く程知識がないのが Safe Sex (安全なセックス)。「そんなもの今更語る事もないでしょう」、「性病に感染しない為にはコンドームを使えばいい」。これって当たり前な事。でも、この当たり前が世の中に浸透しているとしたら、HIV 陽性者数が 3,990 万人(世界保健機関: WHO 調べ)いる今の世の中をどう説明しますか ?
分かっていそうで、分かっていない性の現状、そして安全でハッピーなセックスをみんなが楽しめるように、Safe Sex のお話です。
※掲載しているのは、Safe Sexに関するごく一部の情報です。体調に異変を感じている人は、自己判断をせず医療専門家に問い合わせてください。
 
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自分の身は自分で守っていくしかありません。では STIや BBVの感染予防にはどうしたらよいのか。基本的に予防に最も効果的なルールは、1.コンドームを必ず着用する事2.セックス パートナーを限定する事です。もちろんパートナーとなる相手が、性感染症でない事が基本条件ですが。

これからの時代、セックスパートナーとなる人同士が、性交渉を持つ前に STIの検査を受ける事が、お付き合いのマナーになっていくかもしれません。自分の身を守る為には仕方のない事ですが、正直な所ちょっと寂しさも感じます。好意を持った相手に出会い、恋に落ちる。心の底から相手を求める気持ちがある半面、「性病」の可能性を 1%でも疑わなければいけない現実が存在する今の世の中。でもそんな世の中を生み出したのは、悲しい事に私達人間なんです。

一部の身勝手で無知な人達が広めた現代病。一時の感情の為にリスクを負うか、「コンドームを使おう」と勇気を持って相手に伝えるか。後はあなたの判断次第です。

 
+ + + 症状を英語で伝える語彙集 + + +
部 位 症 状
性器: genitals 悪臭のする: with a bad odor
外陰部: vulva 潰瘍のような痛み: ulcer-like sore
亀頭: glans penis かゆい: feel an itching sensation
精巣 /睾丸: testis 排尿痛: pain during urination
陰茎: penis 水膨れができる: have a blister
小陰唇: labia minora ~にしこりがある: have a lump on~
下腹部: lower abdomen おりもの: vaginal discharge
子宮頸管: uterine cervical canal 倦怠感: a sense of fatigue
尿道: urethra 腫れている: swelling
リンパ腺: lymph gland 炎症: inflammation
肛門: anus 吐き気: nausea
膀胱: bladder 発疹: rash
陰毛: pubic hair ミミズ腫れ: welt
子宮: uterus 寝汗: night sweat
卵巣: Ovary  
 
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STI や BBV に心当たりのある人や心配な人は、下記の場所で無料検査が受けられます。
Melbourne Sexual Health Centre 580 Swanston St. Carlton
Tel. 03 9341 6200 or 1800 032 017(通話料無料: 固定電話かメルボルンメトロポリタンエリア外からの携帯電話のみ)
STI や BBV については下記のサイトで
Victorian Sexual Health Network: StaySTIFree (日本語)