お肉をおいしく食べる

オーストラリアは世界有数の畜産大国。肉の部位の使い分けで、いつもの料理を更に美味しく。

肉の部位図鑑 - お肉をおいしく食べる Page7

Lamb:Neck・Forequarter (Shoulder)

肉の部位図鑑

オーストラリアは世界有数の畜産大国。
何かと物価が高いメルボルンですが、肉の値段に関して言えば、日本よりもややお手頃感がありますね。
そして肉売り場に行けば、ずらりと並ぶ肉の数々。でも、表示名がいろいろで、何を選べば良いのか分からず困ったことはありませんか。そんなあなたのために、お肉の部位とよく見掛ける表示名についてまとめました。用途に合わせてカットされているので適した料理法もさまざま。
使い分けを意識すれば、いつもの料理が更においしくなることでしょう。

Lamb / 羊肉
日本ではあまりなじみのないラム肉(羊肉)ですが、オーストラリアでは手軽に手に入ります。羊の肉は年齢によって価値が異なり、一番若い羊肉のラムが最も高価です。独特の臭みはありますが、味わい深くおいしい肉で、カロリーが低めのヘルシーな肉として人気です。ローズマリーやタイム、セージなどのハーブを使うか、タレにつけ込むことで臭みは弱まります。
 lamb

1. Neck/ネック
特徴 ラムの首の部分の肉。手頃な値段で手に入ります。
表示名 neck
料理法 低温でゆっくり時間を掛けて加熱する煮込み料理や蒸し焼き料理、ローストに。ステーキ肉の要領で、高温でさっとピンク色になるまで焼いてもおいしく食べられます。ケバブにも向いています。

2. Forequarter (Shoulder)/肩
特徴 運動量が多いため、ややかためですが、その分味わいが深い部分。お手頃価格です。
表示名 eye of shoulder、forequarter chops、boneless shoulder、oyster cut shoulder、square cut shoulder、shoulder rack、shoulder rolled
料理法 柔らかくなるのにやや時間が掛かるので、ローストや煮込み料理に適しています。骨から身が簡単に取れるようになるまで骨付きのままじっくり調理すると、最大限にうまみが引き出せます。

参考ウェブサイト W: australianbutchersguild.com.au, W: australianpork.com.au , W: primecutmeats.com.au