離任のご挨拶 【在メルボルン日本国総領事館】

   

離任のご挨拶

在メルボルン日本国総領事館での想定よりも短かった1年10ヶ月の勤務を終え、8月25日を以て離任して日本に帰国することとなりました。2024年11月の着任以来、邦人コミュニティの方々に加えて、日本の企業・経済団体、文化・教育機関の皆様をはじめ、多くの方々から温かいご支援とご協力を賜りましたことに心より御礼申し上げます。

着任以来、在留邦人の皆様が安全で幸せに生活されることを目指し、邦人コミュニティのプレゼンス向上を最優先に考え、更に日豪間のビジネス交流の促進、また人的交流の促進を自身の目標の3本柱に捉え、日々の業務をこなして来ました。

当地には、永住者の方々、企業の方々、ワーキングホリデーや留学生の若い世代の方々など、幅広い在留邦人の方々が滞在されていますが、総領事館としてできる限りのことをしたいと考え、安全問題について情報交換を行うための安全対策連絡協議会を再開し、日本人留学生及びワーキングホリデーの方々向けの会合、医療セミナー、離婚セミナーなどを当館で開催するなど、在留邦人の皆様が安全・安心に生活できるように、何に気を付けるべきなのか、また、問題が生じた時にどの様な相談先があるのかに関する情報の提供に努めるとともに、敷居の低い、開かれた、更に欲を言えば頼られる総領事館を目指して来ました。

限られた時間の中ではありましたが、一人でも多くの人からそれぞれのお話をお伺いしたいと考え、そのために努めて来た積もりです。その中で強く感じたこととして、種々の分野で地道に、また、地に足がついた形で取り組みをされておられる方々がたくさんいらっしゃり、そういう方々のご尽力があったからこそ、邦人コミュニティが活性化し、また、日豪関係が深化して来たのだということです。そういう方々一人ひとりによる引き続きのご活躍を期待すると同時に、もし総領事館としてそれらの取り組みに少しでも貢献できた部分があったのであれば、とてもありがたいことだと感じています。

私の後任には、前在ドバイ日本国総領事の今西淳が9月初めに着任する予定です。どうかこれまでと変わらぬご支援・ご協力を頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

結びに、皆様のご健勝とご多幸、そして当地の邦人コミュニティの一層の発展を心よりお祈り申し上げ、離任の挨拶とさせていただきます。

令和8年8月

在メルボルン日本国総領事館 総領事

 古谷徳郎