新年のご挨拶 在メルボルン日本国総領事館

New Year Messages

Shouchikuba

新年おめでとうございます。

昨年はロシアのウクライナ軍事侵攻が長期化するなか、イスラエル・パレスチナ情勢も深刻化し、不安定な国際情勢が続いています。分断の深まる国際社会で、日豪両国は共通の価値観と、人と人との繋がりの下、引き続き強固な関係を築いています。昨年、両国首相は3度、両国外相も2度の対面会合を行い、地域の安定と外交及び防衛面における日豪間協力の一層の強化と、地域における同志国連携の中核として、引き続き両国の特別な戦略的パートナーシップを更に深化していくことを確認しました。

ビクトリア州と日本とのビジネス関係では、第60回日豪経済合同委員会会議がメルボルンで昨年10月開催されました。両国経済人等総勢730名近くが参加し、西村康稔経済産業大臣も出席し、脱炭素にむけた日豪戦略的協力等、日豪間の更なる経済関係の発展につき議論されました。

姉妹都市関係では、昨年5月以降の入国制限緩和を受け、人的交流が活発となりました。昨年6月は愛知県安城市の学生らがホブソンズベイ市を35周年訪問(市長は10月訪問)。8月は兵庫県猪名川町にバララット市長団が35周年訪日。10月にはメルボルン市と提携45周年の大阪市市長団がメルボルンを訪問。大阪・関西EXPOマスコットのミャクミャクも2025年EXPO開催広報のため同市を訪問しました。また、11月には岩手県奥州市市長団がグレーター・シェパトン市を訪問しました。本年は愛知県東海市がマセドン・レンジズ郡と提携10周年、岩手県奥州市とグレーター・シェパトン市が提携45周年を迎えます。本年も姉妹都市間における人的交流が活発に行われることを心より願っています。

本年も当館は豪政府をはじめとする日豪関係者、在留邦人の皆様と連携しながら、日豪関係の一層の強化に努力して参ります。引き続きご協力とご支援をよろしくお願いいたします。

Junji Shimada在メルボルン日本国総領事館
総領事 島田順二

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