
![]() ![]() ![]() ![]() |
皆さん、こんにちは。PepperstoneのOwenです。
前回の「FXとは?」で、FX取引に関する大まかな仕組みはお分かり頂けましたか?
第2回目のトピックは、「少ない資金で取引可能?」です。
FX取引の最大の特長は、実際の取引口座残高(証拠金)の何倍もの金額で外貨を取引できることです。この仕組みは、レバレッジと呼ばれています。
あー、難しい言葉が出てきたからもうだめだ!」って思っているあなた、ちょっと待ってください。レバレッジという言葉を聞いたことがなくても、てこの原理なら聞いたことはありませんか?子供の頃、手ではどんなにがんばっても抜けない釘でも、釘抜き(てこ)を使えば力をかけなくてもあっさり抜けたという経験はありませんか?
この小さい力で大きなものを動かすことのできる「てこ」こそが、FX取引のレバレッジです。つまり、例えば証拠金が10万円で100倍のレバレッジをかければ、1000万円の外貨取引ができるようになるのです!

では、なぜFX取引で、このようなレバレッジが可能となるのでしょうか?それはFX取引が取引で発生した差額分のみを決済する差金決済という点にあります。実際にどのような差金決済となるか、次の例をご覧ください。
現在価格が100円で買い、101円で売ったとします。
取引可能金額は、証拠金×レバレッジとなるため
10万円×100=1000万円
つまり1000万円から1010万円に増えたため、実際の利益は10万円となり、取引可能金額は1000万円ですが、実際に動いている金額は10万円ということですね。
次回のトピックは、「ハイレバレッジに係るリスク」です。
![]() |
Owen Kerrプロフィール Pepperstone Financial Pty Ltd: |