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生活のデジタル化が進み、パソコン、スマホ、デジカメなど遺品もデジタル化してきています。

スマホなどデータの保存、通信が便利になった分、トラブルも増えているようです。人に知られたくない自分だけの情報と、自分が死んだ際に遺族が知るべき情報が混在して保存されています。現在どれだけ健康で若くても、突然亡くなる可能性は常にあります。 準備を全くしていない状態での突然死は家族をかなり困らせることとなります。死後の遺品が家族の悲しみに更に苦しみを加えてしまう結果になる場合もあります。

また、FXや株などの取引をパソコンでしていた場合、「レバレッジ」というシステムにより元金の何百倍の取引ができ、利益とともに損失の金額も大きくなります。投資したままの状態で亡くなり、タイミング悪く相場に変化があれば、損がどんどん膨らんでいるまま取引されている形になります。一般的に本人しかログインできないようになっているので、遺族が取引をやめられないと経済的痛手を負わせてしまうことにもなります。

このような トラブルはパソコンだけではなく、スマホやデジカメのデータも同じです。どう対策できるでしょうか？　

遺言ソフトの「僕が死んだら」は家族に見てもらいたいメッセージを用意するのと同時に見られたくないファイルを指定しておけば削除してくれるものです。

また、以前日本で話題になった、 「エンディングノート」をご存知ですか？ ガンの告知を受けたサラリーマンが家族と自分の人生の総括のため、人生の記録や、残された人に伝えたい情報を書き記した冊子を作成したドキュメンタリーです。

自分が死んだ後にしてもらいたいことを生前に書き記しておくノートです。その中には自分の持っている金融資産やローン、ネットバンキングやFX講座のID、パスワードなど残らず家族に教えていくことが必要です。銀行や取引の方法、取引金額の明細など細かく記しておくと家族は資産状況を全て把握できるでしょう。ファイナンシャルプランナーがいる場合はプランナーの詳細を家族に渡しておくことも大切です。プランナーにも家族の詳細を渡しておきましょう。

オーストラリアに移住した皆さんは特に遠い日本の家族が困らないように一回はエンディングノートを書いてみましょう。

エンディングノートのテンプレートをウエブサイト、www.sakurafp.com.au  お役立ち情報ページから無料ダウンロードできます。

 
スーパー、保険の見直し、投資、マイカーおよびホームローンのご相談をお受けしています。 弊社オフィスはメルボルンにありますが、Skype、Email、電話での対応もしておりますのでご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。 また、約1時間の初回ミーティングは無料となっています。

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