
2025/04/01
オーストラリアの宝くじ - 当選確率を上げる上級者テク?
日本でも、ロトやナンバーズといった数字選択式の宝くじが発売されて久しいが、“宝くじ”(正式名称は“当 せん金付証票”)といえば、やっぱりあの宝くじ。買い方には“バラ”か“連番”くらいのオプションしかないの に対して、オーストラリアの宝くじはなんだか難しそう。そんなオーストラリアの宝くじ初心者へ。
参考:W: www.thelott.com / www.intralot.com / www.wikipedia.org / www.abc.net.au
www.vcglr.vic.gov.au / www.heritageaustralia.com.au ほか
www.vcglr.vic.gov.au / www.heritageaustralia.com.au ほか
当選確率を上げる上級者テク? |
宝くじを買うからには、ぜひとも高額当選を狙いたいものだが、当たる方法、当てる方法はあるのだろうか? Tattsサイトの“Number Frequencies”を参考に過去の当選番号の統計を取ってみるのもひとつの方法だが、この道20年の藤原さんいわく「買うことです。買わないことには当たりません」。確かに正論。ならばせめて、当選確率を上げるために“たくさん買う”のはどうだろう。でも、ひとりでの出費にも限界がある。
そこで、ちょっと上級者向けに“Pick Entry”や“System Entry”、Powerball限定の“Powerhit”というオプションがある。
そこで、ちょっと上級者向けに“Pick Entry”や“System Entry”、Powerball限定の“Powerhit”というオプションがある。
Pick Entry |
1または2個の当選番号が保障されるというもので、例えば6個の数字を選ぶTattslottoでPick 4を選んだ場合、6個の数字のうち4個は自分で選ぶかQuickpickで端末機が選び、残りの2個の番号は必ず当選番号に含まれる仕組み。賞金額は当選番号、または当選番号と補助番号の組み合わせで決まるため、複数賞当選も可能。 |
System Entry | 選べる番号の数を増やすことで、より当選番号に当たる確率を高めるもの。System7~20(1ゲームで更に選べる番号は1~14個)の間で選ぶことができる。例えば、TattslottoでSystem13を選んだ場合、1714ゲーム購入分に相当するが、費用も$1,125.35。そのため、Syndicateと呼ばれるグループ買いが組織され、1人当たりの購入負担額を少なくする。こちらも、賞金額は当選番号、または当選番号と補助番号の組み合わせで決まるため、複数当選も可能。 |
Powerhit | Powerballの当選が保障されているもので、前述のPick EntryやSystem Entryと併せて買うことができる(Powerhit System)。例えば、PowerhitとSystem13を併用した場合は13個の数字を選ぶだけで、Powerballは選ばなくていい。34,320ゲームの購入分に相当し、費用はなんと$31,855。なので、もちろんグループ買い。複数賞当選も可能。これらはどれも、各ゲーム枠内右下をマークすればOKだ。Syndicateの場合は仲間を集めるか、宝くじ売り場が募るのが一般的。 |
賞金に税金が掛からず、賞金金額が上限なく増え、コーヒー1杯分以下の値段で気軽に買えるのが、オーストラリアの宝くじの魅力です。とはいうものの、宝くじはれっきとした“ギャンブル”。節度を持って楽しみたい。
Tatts CardとLuck Card |

また、カードを掲示するだけで、同じ数字で繰り返しプレイできる上、当選チケットを紛失した場合にはTattsの連絡をすれば、第三者が換金できないように処理をしてくれる。1等当選時には、Tattsから電話連絡ももらえるそうだ。
次回は、オーストラリア全土で買える宝くじを紹介します。