その漢字 よみかた、だいじょうぶ?

皆さんは、読み方の分からない漢字や熟語に出会った時に、きちんと調べていますか?
日常生活やビジネスシーンで使われる漢字を中心にチェックしましょう。

その漢字 よみかた、だいじょうぶ? -『た行』その1

 その漢字 よみかた、だいじょうぶ?

皆さんは、読み方の分からない漢字や熟語に出会った時に、きちんと調べていますか? 想像や思い込みで済ませてしまう人も結構多いのではないでしょうか。
コンピューターや携帯電話が全盛で、文字の入力は自動変換でそつなくこなせるこのご時世。但し、人前で読み書きするとなると、そうはいかないもの。でも書く機会は、ぐっと減っているから、今回は正しい漢字の読み方を強化したいと思います。日常生活やビジネスシーンで使われる漢字を中心にチェックしましょう。

た行
代替
それに見合う他のもので代えること。
だいたいが正しい読み方。代替え(だいがえ)と読むだけに、やってしまいがち。「え」がないと読み方も変わるので、要注意!
貸与
金や物を貸し与えること。
たいよと読むのが正解。「会社からの貸与」と言われたら、返すことが前提となっているので、もらったと思わないように。
血眼
逆上して血走った目。ひとつの物事に熱中すること。
ちまなこが正解。「○○を血眼になって捜し回る」と使われることが多い。
手水
手や顔を洗い清めることやその際に使う水のこと。
見慣れないので「てみず」と読んでしまいそうですが、ちょうずと読みます。寺社の入り口にあるのが、手水舎(ちょうずや)。
貼付
はりつけること。
こちらも上の代替と同様トリッキーな読みで、ちょうふが正解。貼り付け(はりつけ)と使うので、そのまま読んでしまいがち。送り仮名を省略しただけではないので、注意して! また近年では「てんぷ」と読み間違う人も増えています。