その漢字 よみかた、だいじょうぶ?

皆さんは、読み方の分からない漢字や熟語に出会った時に、きちんと調べていますか?
日常生活やビジネスシーンで使われる漢字を中心にチェックしましょう。

その漢字 よみかた、だいじょうぶ? -『あ行』その2

 その漢字 よみかた、だいじょうぶ?

皆さんは、読み方の分からない漢字や熟語に出会った時に、きちんと調べていますか? 想像や思い込みで済ませてしまう人も結構多いのではないでしょうか。
コンピューターや携帯電話が全盛で、文字の入力は自動変換でそつなくこなせるこのご時世。但し、人前で読み書きするとなると、そうはいかないもの。でも書く機会は、ぐっと減っているから、今回は正しい漢字の読み方を強化したいと思います。日常生活やビジネスシーンで使われる漢字を中心にチェックしましょう。

あ行
一段落
ひとつの区切りまで物事が片付くこと。
いちだんらくと読みます。似た意味で「一区切り:ひとくぎり」という言葉があるので、「ひとだんらく」と読み間違ちがいをしないように!
一家言
その人独自の意見や主張。最近では、「自論(じろん)」という言葉も出回っているが、「一家言」は、特に聞く価値のある見識ある意見のことを指す。
「いっかごん」ではなく、いっかげんと読みます。
烏合
烏はカラスを指し、カラスが集まっても、うるさいだけでまとまりがない様子。
正解は、うごう。 漢字を見間違って「ちょうごう」と読まないように。鳥ではなく烏ですよ!
自惚れ
「自分自身に惚れる」という漢字の通り、「実際の能力・姿以上に自分が優れているとおごり高ぶる」状態のこと。
「自撮り(じどり)」という言葉が出てきたので、うっかり「じぼれ」と読んでしまいそうですが、うぬぼれが正しい読み方。
似非
似て非なるもの、あくまで偽物であること。劣っていてつまらないもの。高度な読みだが、意味を見ると納得。
えせが正解ですが、「にせ」と読んでいた人も多いのでは。