お肉をおいしく食べる

オーストラリアは世界有数の畜産大国。肉の部位の使い分けで、いつもの料理を更に美味しく。

肉の部位図鑑 - お肉をおいしく食べる Page11

Pork:Belly・Leg

肉の部位図鑑

オーストラリアは世界有数の畜産大国。
何かと物価が高いメルボルンですが、肉の値段に関して言えば、日本よりもややお手頃感がありますね。
そして肉売り場に行けば、ずらりと並ぶ肉の数々。でも、表示名がいろいろで、何を選べば良いのか分からず困ったことはありませんか。そんなあなたのために、お肉の部位とよく見掛ける表示名についてまとめました。用途に合わせてカットされているので適した料理法もさまざま。
使い分けを意識すれば、いつもの料理が更においしくなることでしょう。

Pork / 豚肉
豚肉は良質のタンパク質や、「疲労回復のビタミン」と呼ばれ るビタミンB1が豊富です。疲れがたまっているなあと思ったときに無性に食べたくなるのが豚肉です。豚の脂身は口の中の温度でも溶けることも特徴 。豚肉というと脂っこいイメージを持つ人もいますが、実は豚の脂肪は牛肉よりも少なく、コレステロール値も低い肉です。
 Pork

4. Belly/バラ
特徴 赤身と脂肪が層になっており、濃厚な脂身が特徴。こってりしてボリュームがあります。価格も割とお手頃です 。
表示名 belly、rolled belly、spare rib
料理法 じっくりローストするか、角煮などの煮込み料理に。焼肉や酢豚、チャーシューなどにも。spare ribはマリネしてバーベ キューやローストに。お手頃価 格で濃厚な味のローストを楽し みたいときはrolled bellyがお 勧めです。

5. Leg/もも
特徴 脂肪が少なくきめ細かい、尻の周囲の部位の肉です。脂身が少なく赤身が中心で、高タンパク低脂肪のあっさりとした味わいです。内ももは色が淡く柔らかめで、ボンレスハムなどに使われます。外ももは色が濃く硬めの肉質です。
表示名 bone-in leg roast、leg steak、mini and easy carve roast
料理法 ローストに使うことが多いですが、こま切れにすれば豚汁などの汁物にも適しています。骨なしの小さめのロースト肉はチャーシュー作りにお勧めです。leg steakはバーベキューやグリルで焼きましょう。

参考ウェブサイト W: australianbutchersguild.com.au, W: australianpork.com.au , W: primecutmeats.com.au