その漢字 よみかた、だいじょうぶ?

皆さんは、読み方の分からない漢字や熟語に出会った時に、きちんと調べていますか?
日常生活やビジネスシーンで使われる漢字を中心にチェックしましょう。

その漢字 よみかた、だいじょうぶ? -『さ行』その1

 その漢字 よみかた、だいじょうぶ?

皆さんは、読み方の分からない漢字や熟語に出会った時に、きちんと調べていますか? 想像や思い込みで済ませてしまう人も結構多いのではないでしょうか。
コンピューターや携帯電話が全盛で、文字の入力は自動変換でそつなくこなせるこのご時世。但し、人前で読み書きするとなると、そうはいかないもの。でも書く機会は、ぐっと減っているから、今回は正しい漢字の読み方を強化したいと思います。日常生活やビジネスシーンで使われる漢字を中心にチェックしましょう。

さ行
早急
非常に急ぐこと。
「そうきゅう」とも読まれていますが、さっきゅうが正しい読み方。辞書では「そうきゅう」「さっきゅう」どちらも載っていますが、「さっきゅう」が標準的な読み方とされています。
暫時
少しの間、しばらくを意味します。
ざんじと読みます。漸次(ぜんじ:次第に、だんだん)と紛らわしいので、ご注意ください!!
市井
人家が多く集まっているところ。
「しい」や「いちい」と読んでしまいそうですが、しせいが正解。「市井の人」とは、庶民を指します。
疾病
病気のこと。
「病」は音読みでビョウとヘイ、訓読みでヤマイとヤ(ム)。疾病の「病」はあまり使わない音読みのヘイなのでしっぺいと読みます。
煮沸
煮え立たせること。
「にふつ」ではなく、しゃふつと読みます。料理よりも「煮沸消毒」のように使う場合が多いです。