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柴田歯科医院 
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●骨粗しょう症と歯科について●

今週は、骨粗しょう症と歯科についてですが、一体どのような繋がりがあるのでしょうか。歯は歯槽骨という骨に支えられています。ちょうど歯茎の下に隠れている骨になります。では、どのような関係があるか詳しく見ていきましょう。

骨粗しょう症とは】

骨粗しょう症とは、骨密度が低く骨折してしまいやすくなる症状です。

 

骨粗しょう症が与える歯科においての影響】

歯槽骨の損失は歯のぐらつきや歯を失ってしまうことに繋がり、女性で骨粗しょう症の方は、歯を失ってしまう確率が3倍も高いとされています。

また、歯科治療の内容によっては困難なものがでてきたり、入れ歯をはめることが不可能になってきてしまいます。骨のミネラル成分が減少することで、歯周病菌が増加し歯周病になり、メンテナンスを怠ると歯槽骨の損失に繋がっていきます。

レントゲン写真にて骨密度が見て取れるため、歯科検診時のレントゲン写真の撮影は、歯に関する診断のみではなく歯槽骨の診断にも役立ちます。当医院では、歯科検診時のレントゲン写真の撮影は2年毎に行っていますが、気になるところや症状がでている際にレントゲンを撮ることもあります。

 

骨粗しょう症の治療薬と歯科治療の関係】

骨粗しょう症の治療によく用いられる薬には、Bisphosphonateビスホスホネートと呼ばれ、骨密度を高め骨を強化する薬があります。この薬の副作用として、抜歯の治療後に顎骨の壊死にいたる可能性があります。非常に稀なケースではありますが、自覚意識を持っている必要があります。なぜならば、Bisphosphonateを摂取している時点で顎骨の壊死のリスクはあるためです。また、この薬にて治療をされている方は、歯科医に必ず伝える必要があります。

 

もし、治療中に抜歯を行う必要性がでてきた場合、抜歯前に抗生物質を定期的に摂取し、抜歯前には殺菌作用があるマウスウォッシュを使用し手術に進みます。手術後も抗生物質を一定期間摂る必要があります。実際の手術は、抜歯専門医にて実施されます。日頃の歯磨きや歯科定期検診クリーニングをきちんと行い抜歯を行わずに済むように努めるのが大切ですね。

 

 

骨を強化するために】

カルシウムのサプリメントは、骨の強化のために推奨されることが多いですが、このサプリメントの摂取によって心臓病や心臓停止などが起こる可能性が高くなるといわれています。イギリスの薬品専門誌でも、骨粗しょう症などにて骨の強化が必要な人は、カルシウムをサプリメントではなく、毎日の食生活より摂取することが大切だと主張しています。

サプリメントに頼らずにできる5つのことを下記にあげてみました。

○カルシウムの食品からの摂取 - ブロッコリー・牛乳・チーズなど

○ビタミンDの食品からの摂取 - 脂肪分が多い魚や卵黄など

○ビタミンDの日光からの摂取  - 130分は日光に当ることを目安に

○運動 - ジョギング・ウォーキング・筋肉トレーニングも大切

○禁煙

○アルコールの量を控える

 

日頃の食生活の見直しはなかなか難しいこともあると思いますが、少しずつ取り入れ長く続けれられるようにしましょう。

 

 

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