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第三話　　シンガポールは共働き社会

海外就職レポート第三話。シーズン１のシンガポール編最後のレポートはシンガポールで暮らす場合の住居費やその他生活事情についてお話します。

 レポーターがシンガポールの街中を歩いていると多く見る女性ワーカー達｡。みなさんスーツやお洒落な服装で颯爽と街中を歩いていますね。またお昼時になるとホーカーズ(屋台の集合体)やフードコートが活気を増し、お昼のランチを買いに人気のあるお店には長蛇の列が並びます。値段も大変リーズナブルで名物料理のチキンライスはSGD$2.5~食べられます。その結果シンガポール人の独身族の他に家庭でも「外食」という観念が定着しているらしく、基本的にシンガポールの女性はあまり料理をしません。外食天国のシンガポール人が考案したシステムが「Kopitam Card」です。プリペイド・チャージ式カードとなっており、Kopitam Card系列のフードコートやLau pa satホーカーズで使用できます。カードで買えばどれも10%オフになり、尚かつキャッシュレスなのでお得＆便利です。

SGD$1 = AUS$0.80 (June 2012)

シンガポールの女性は非常に有能で仕事も男性と同じ量を働くと言われています。最近どこの国でも同じ事情ですが、シンガポールでも若者の晩婚化が進み、女性も慎重に男性を選ぶそうです。結婚をしても出産には計画的で、その結果出産率が低いことも政府の頭を痛める問題だそうです。たとえ出産しても家庭によりは仕事を優先するシンガポールのカップルでは「メイド」を雇うことが定着されているようです。

メイドと聞くと「大金持ちの家庭」を想像しますが、一般家庭でも定着しており、メイド派遣会社が多いのもシンガポールの特徴です。メイドの殆どはカンボジア・ミャンマー・フィリピンからの出稼ぎ労働女性で、フィリピンだとメイドとして働くための「メイド訓練学校」があるほど女性たちにとっては大きな出稼ぎ収入となっています。

外食が安くても賃貸費用が高いのもシンガポールの特徴です。海外からの富裕層を受け入れているシンガポールでは富裕層組が投資目的で物件を購入する為最近では家の価格が急騰しています。

シンガポールでは8割がHDB 「Housing Development Board」というシンガポール国民を対象とする公団住宅に住んでいます。公団団地なので外国人は購入できないのですが、借りることは可能です。

実際、単身でシンガポールへきている日本人の多くがHDBを借りて、何人かでシェアしています。

家賃:月SGD$700~$1000(部屋のみ)

では、外国人がどこに住んでいるかというと、コンドミニアム（民間による高層住宅）に住んでいる場合が多いです。多くの日本人駐在員はコンドミニアムに住んでおり、もちろんシンガポーリアンも住んでいます。コンドミニアムは地下鉄（MRT）付近にもあればMRTから離れているコンドミニアムもあり、そう言った場合はシャトルバスがコンドミニアムから最寄駅まで出ています。コンドミニアムにはジム、プール、テニスコートなどがあり、快適に過ごすことができますが、少々お値段がHDBより高いです。家賃:月SGD$1000~(部屋のみ)

シンガポールのお役立ち賃貸リサーチ
www.singaweb.net/bbs/homesearch/homelist.php

３話お届けしたシンガポールレポートいかがでしたか？

日本人の海外就職先に人気あるシンガポール。治安の良さ、豊富なレストランやショッピングと日本人が快適な生活が過ごせる環境が整っており、日本人にとって人気があるのも納得します。

次回からはベトナム編を３話に分けてお伝えしていきます。

第４話、とうとうベトナム最新情報！就職先としてはあまり知られていないベトナムですが、就職先未知の国ベトナムはどんなに熱い？！

日本人コミュニティーの大きさは？

賃貸、食費、生活費はどのくらい？？

ベトナム人はどんな人たち？？？

などなど

 それではお楽しみに！

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