＜妊娠＞超音波検査について
2013年02月18日 - 20:26:21
混乱しているので教えてください。
現在妊娠11週目で、先日初検診に行ってきました。初妊娠です。
OBの予約を入れる際、「10週で初診、12週で超音波検査ね」と言われました。
ちなみにオーストラリアでは全体を通し超音波検査（エコー）は２回程度、と聞いています。
しかし先日の診察では、OBと軽い問診の後「じゃあ早速スクリーニングしようか」と言われ
お腹のあたりにジェルのようなものを塗られた上に器具を当てられ
お腹の中の赤ちゃんの様子をみました。
これはいわゆる「経腹エコー（ultrasound)」なのではないですか？
ここで質問なのですが、いわゆるultrasoundというのはどのようなものをさすのでしょうか。
私は経腹エコーも経膣エコーも、両方とも含めてultrasoundだと思ったのですが
じゃあ12週にわざわざultrasound科で予約したやつは一体なんなんでしょう。
もっと上級のものなのですか？
それとも、担当OBにしてもらったのはそもそもultrasoundではないんでしょうか。
よくある超音波写真は、ultrasound科でもらえるんでしょうか。
自分でもよくわかっていないので、質問がわかりにくくてすみません。
先日の診察では色々な質問をするよりも、赤ちゃんに対面できた感動でいっぱいになってしまって
今になってこんな細かい疑問が出てきたもので…
どなたか経験者の方いらっしゃいましたらどうぞご教示ください。
よろしくお願いいたします。
(2)
メルボ子さま ご妊娠おめでとうございます。
初めてのご妊娠を海外でご経験され、ご心配のことと思います。
メルボルンは産科のレベルも高く、システムさえ理解すれば安全に出産まで迎えられますので心配ありませんよ。
さて、ご質問の産科医が行った超音波も確かにエコーなのですが、こちらでいわゆるエコーというのは検査技師が時間をかけて行う手技をさします。ここでは便宜上エコーと呼びますが、産科医のちょっとあてるエコーとは目的も所要時間も異なるんですよ。産科医のエコーは聴診器代わりと思って下さい。胎児の心拍や概ねの体嚢の大きさなどを短時間でスクリーニングするものです。
一方で検査技師の行うエコー検査は、経腹壁、経膣両方を含みますが、40分ほどの時間をかけて胎児の形態異常や機能異常（心臓の部屋が4つ確認できるか？など）を確認します。出生前のダウン症診断も行ってくれます。この検査は、専門のエコーラボを予約して行います。通常は診察料と別の料金体系で、1回あたり300-500ドル程度です。結果はかかり付けの産科医師に送られます。通常の問題のない妊娠、出産のプロセスであればこれが2回となりますが、妊娠経過中に異常があれば（例えば逆子や前置胎盤など）経過をみることで出産時のリスクを予想できる場合、担当医の判断で適切な時期にエコーの指示が出ます。話が前後して恐縮ですが、産科医がちょっとあてるエコーの代金は診察代に含まれていますのでご心配なく。診察代も出産前までのセット料金で定額設定のところが多いです。受付で聞いてみてください。
日本だってドキドキの体験のはずの妊娠がメルボルンなのですから、分からないことはどんどん聞いてください。この質問箱で聞くのもいいですが、産科の先生とじっくり分かるまで話す事を信頼関係の構築のために大切です。どうしても大切な話をしたいときは無料の通訳サービス（ＴＩＳ）を利用できる場合もありますから、先生に申し出てみてください。自分の状態を理解する事が一番の安心につながりますよ。一人ぼっちではないので、安心して元気な赤ちゃんを産んでくださいね。
SALEさま
貴重なお時間を割いてお返事をいただき、ありがとうございます。
ご説明、とっても詳しくてものすごくよくわかりました。
なるほど～！と、夫とふたりで納得です。モヤモヤが晴れてすっきりです!!
前回の診察では、予想していなかった産科医エコーで赤ちゃんに会えた大感動と
英語での診察に少しドギマギしてしまって、今思うと「これも聞けばよかったー！」
ということが色々あります。次回の診察では、事前にメモにして疑問はしっかり
聞いて解決しようと思います！
いまだ妊婦友達がいないので、「一人ぼっちではない」というお言葉が本当にうれしく
そして心強く感じました。
見ず知らずの私にご親切にしていただき、本当に本当にありがとうございました。