おいしい発見レシピ

奥村シェフがオーストラリアで手に入る食材を使ったレシピをご紹介

おいしい発見レシピ:洋風屋さんのピラフ デミグラソース添え

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洋風屋さんのピラフ デミグラソース添え

洋風屋さんのピラフ デミグラソース添え

材料(4人分)
オリーブオイル…大さじ2  バター…大さじ30g にんにく…1片 …4個 鶏もも肉…200g
玉ねぎ…1個 白飯…4杯 刻みパセリ…大さじ4 白ワイン…大さじ4
デミグラソース…240ml (作り方は前回を参照) くるみ…適宜
 

作り方
1. にんにくはみじん切り、玉ねぎは粗みじん切り、鶏もも肉はダイス状に切っておきます。
2. 熱したフライパンに半分量のバターを溶かし、鶏もも肉、玉ねぎを炒め取り出します。
3. フライパンにオリーブオイルと残りのバターを熱し、にんにくを入れて炒め、香りが出たら鶏もも肉と玉ねぎを戻します。
4. 溶き卵を加えてさっと火を通します。
5. ご飯とパセリを加えよく混ぜ、強火のまま白ワインを入れて更によく混ぜ、塩・こしょうで味を調えます。
6. デミグラソースを大さじ4混ぜます。
7. 皿に盛り、くるみをのせます。ピラフのまわりに、残りのデミグラソースを流してできあがり。

注目の食材デミグラスソース その2
前回のシチューの副産物のデミグラスソースを利用して洋風のピラフを作りました。本来は具材を炒めてから米などと共に炊き上げたものですが、日本では洋風炒飯のことをピラフと指すことが多いようです。この料理は、いくつかの相違点はありますが、見習いで働き始めたホテルのカフェのメニューにあったものを思い出して作りました。当時、料理名はなぜだかイタリアンピラフ。どこら辺がイタリアンだったのかは分かりかねますが、素早い手つきでフライパンを振る先輩方の姿が思い出されます。子供の頃『三角食べ』が苦手で、いつも最後にお茶碗いっぱいの冷め切った白飯を無理やり食べていた子供でしたので、ご飯に味の付いているピラフやドリアなどは食べやすく好きでした。このコラムを書いていて、ふと思ったのですが、その辺りにも洋シェフになろうと思った小さなきっかけがあったのかもしれません。
実はデミグラスソースは以前から、どこで売ってるのかなど、質問が多い食材(?)です。レシピ本にもよく出てきますし、お子様ウケが良いせいでしょう。小分けにして冷凍しておけばハンバーグ、オムライスなどにも使え重宝しますので、少々手間ではありますが、是非一度チャレンジして下さい。 シェフ奥村