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 スーパーアニュエーションは積み立てや税金にルールがあってシンプルではないので、今回はスーパーと税金についてお話しします。

まず積み立ての仕方によって税金のかかり方が違ってきます。会社からや個人でサラリーサクリファイスをするやり方はconcessional contributionと呼ばれ、スーパーに入れる前には税金がかかりませんが、一般的にスーパーに積み立てした際にはcontribution tax という税金が１５％かかります。所得が＄３００K以上ある方は３０％の税金となります。この積み立て方法での入金はtaxable portion となります。

＄３７K以下の所得の方はLISC – Low Income Super Contribution と言って、自動的に積み立て時に支払った税金はスーパーに戻ってくるようになります。これに対して税金はありません。

一方で税金を支払った後のお金、自分の貯金などから積み立てる場合はnon concessional contributionと呼ばれ、すでに税金を支払っているお金の積み立なので、税金はかかりません。また government co contributionに対しても無税です。このやり方で入金するとtax free portion となります。

スーパーを変更したり、 スーパーを一つににまとめる場合も一般的に無税ででいます。

スーパーの中で投資運用され資産が伸びていきますが、その際も税金がかかります。投資収益は１５％、そしてファンド内の１２ヶ月以上のキャピタルゲインは１０％で課税されます。しかしスーパーファンドの会社に税額控除がある場合はこの税金は低くなることもあります。

スーパーのお金にアクセスするにはcondition of release という条件を満たす必要がありますが、スーパーのお金を取り出した時の税金はどうなるでしょうか？

一般的に６０歳以上で取り出す場合は無税となります。政府のスーパーなどは条件が違う場合もありますので、要チェックです。

６０歳以下で取り出す場合には税金がかかる場合が多々あります。

６０以下の方は一生涯に一回だけ＄１９５Kを無税で取り出すことができます。この上限以上取り出すと１７％の税金がかかります。しかしこの上限は少しづつ上がって行っていますし、この金額には無税（tax free portion)のスーパーバランスは含まれていません。

５５歳以下でスーパーと取り出すと最高４５％の税金がかかります。日本に帰国する際にスーパーを取り出すDASP(Departing Australia Superannuation Payment)の場合は一般的に自分で積み立てたtax free portion以外は３８％の課税ですが、積み立てした際に税金を払っていないケースでは４７％の税金を支払うことになります。

自分の年齢、所得や状況によって積み立て方法や取り出しのタイミングなど考えた方がいいようですね。

スーパー、保険の見直し、投資、マイカーおよびホームローンのご相談をお受けしています。 弊社オフィスはメルボルンにありますが、Skype、Email、電話での対応もしておりますのでご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。 また、約1時間の初回ミーティングは無料となっています。 

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