知って・備えて 安全生活

一般的に治安が良いとされるオーストラリア・ビクトリア州。
しかし「日本を除く先進国の中では比較的安全」というだけで、決して安全とは言えません。そこで、在メルボルン日本国総領事館が邦人滞在者に向け発信している『安全な生活のために』2023年度版から、生活にまつわるトラブル、防犯についての情報を抜粋し、皆さんにお届けします。

外出時の注意事項 2 - 知って・備えて 安全生活

 知って・備えて 安全生活

一般的に治安が良いとされるオーストラリア・ビクトリア州。
しかし「日本を除く先進国の中では比較的安全」というだけで、決して安全とは言えません。
そこで、在メルボルン日本国総領事館が邦人滞在者に向け発信している『安全な生活のために』2023年度版から、生活にまつわるトラブル、防犯についての情報を抜粋し、皆さんにお届けします。
「自分の身は自分で守る」という心構えで、安全に生活できるよう心掛けてください。

被害多数! 置引き

総領事館に連絡のあった犯罪被害で最も多いものが、置引きなどの窃盗被害です。
カフェで友⼈と談笑中、⽬を離したすきにバッグを盗まれたり、図書館でパソコンを使用している間にバッグを盗まれたりと状況は様々です。また、目を離した隙に机上の携帯電話を盗まれるケースも多く報告されています。
メルボルン市内では、図書館、Swanston Street、Collins Street沿いのカフェ、レストラン、ナイトクラブで、 特に多くの被害が発⽣しています。

○カフェ、レストランなどでは、バックは膝の上に置くようにしてください。「場所取りのために椅⼦に 荷物を置く」ことは絶対にしないでください。
○犯⼈は、あなたが、どこに財布をしまっているか、近くで様⼦を窺っているかもしれません。
○友⼈と一緒だからといって安⼼せず、自分の所持品は自分でしっかりと管理してください。
被害多数! す リ

路上パフォーマンスを⾒ていたところ、その隙に、背負っていたバックパックのチャックを開けられ所持品を盗まれるケースなども発⽣しています。
特に、男性の場合、ズボンの後ポケットに財布やパスポー トなどを入れていてすられる事件も多く発⽣しております。

○女性や⼦供連れのすりグループによる被害も発⽣しています。路上で人に声をかけられたとき、特に相⼿が複数の場合は、警戒⼼を解かないようにしてください。
○⼈込みの中ではバックパックを身体の前に掛けて視界内に⼊れておいた⽅が安全です。
※パスポートを紛失された⽅は、まず落ち着いていつ紛失したのか思い出すとともに、最寄の警察署へ出頭の上、被害届をご提出願います。その後、当館にて旅券紛失⼿続きを行って下さい。
緊急事態対処

緊急時の連絡先

警察・救急・消防「000」(トリプルゼロ)

犯罪、⽕災、救急はいずれも「000」番に通報します。まず警察、消防、救急の別を告げ、その後、 状況を伝えてください。電話通訳サービスを⾏っているので、日本語の通訳を必要とする場合は、その旨を告げてください。
正確な場所が分からない場合のために、「Emergency Plus」という無料アプリのダ ウンロードをお勧めしています。当サービスを利用するにあたり、重要な事は相⼿が電話を切っていいと いうまで電話を切らないことです。