就学前教育について
2015年12月11日 - 12:33:15
メルボルンに子供2人(3歳、1歳)を連れて引っ越すことになりました。
長女は日本で言うところの年中・年長の2年間をメルボルンで過ごし、
帰国と同時に小学校入学、ということになります。
そこで質問ですが、数年の駐在で帰国される幼児・低年齢児童のご家庭の教育は、
どのようにされていますか?
自分たちでは、公文式のドリルをまとめて持っていくことくらいしか思いつきません。
これで、ひらがなやかんたんな数などはカバーできるのかな、と思っているのですが…。
あとは、もしできたら日本人補習校に通わせることで、
宿題をもらったり、保護者の方や先生方からも情報が得られるのかなと期待しています。
日本から準備しておいたほうがいいものなどあれば教えてもらいたいと思い、投稿しました。
また、(現地調達のものでも構いませんが)お勧めの教材や、体験した感想など、
実際に住んでいらっしゃる方たちの生の声を教えて頂けるとありがたいです。
些細な情報や個人的な感想でも結構ですので教えてください。
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レスがなかなかつかないようなので。
のびのび過ごしてほしい教育方針なら、思いっきりのびのびさせてはどうでしょうか。
最近の日本は幼児教育がさかんなので、心配になる気持ちはわかりますが、ふたむかしぐらい前までは、日本でも小学校に入るときにすべての文字をマスターしていない子が大半でした。平均的なところで、自分の名前が書けて、ひらがなが読める程度でした。お受験をするなら、別ですが(その場合は専門家にきいてください)、そうでないなら、あまり小さいころからお勉強させなくても大丈夫だと思います。
極端な話、シュタイナー教育では8才まで文字を教えないし(そのほうが将来的によいという考え)、北欧の教育もそうですよ。いそぐことはないと思います。
日本になくて、こちらにあることは、子供が思い切り走り回れる場所。広い公園。美しいビーチ。そういうところへ行くことを考えてみませんか。せっかくオーストラリアですごす機会ができたのですから、日本でできることは少し後回しにしては。
娘が3才で一時帰国したときに転入した幼稚園の先生に「きちんと走れますね。」と驚かれました。東京ですが、3才ではまだバランスよく走れる子が少ないそうです。
幼児教育ですが、こちらで教材はあまりありません。何かさせたいなら日本のチャレンジとかくもんとかをもってきては?オークションでも買えますよ。小学館のめばえや楽しい幼稚園のようなものは、こちらにはないので、私は日本からとりよせていました。個人的には、めばえのほうが遊びの要素が多いので、私は好きです。あと、こちらの幼稚園では、音楽をとりいれないところも少なくないので、子供の歌のCDなどを持ってきて、家できかせるといいと思います。
どうしても習い事をさせたいなら、
オーストラリアで盛んな習い事はスイミングかな。日本よりも安くできます。でも、本格的にやるのは、小学校に入ってからのスクールが多いです。オーストラリアならではのものは、乗馬だと思いますが、費用もかなりかかるし、日本に帰ってからはそれ以上に高額なので、数年の滞在なら現実的ではないと思います。あと、これは地域にもよりますが、私の住んでいるあたりでは、体操も盛んです。体操は小さいうちに、どんどんやらせるので、選手コースに選ばれてしまうと、びっくりするぐらいの練習量になります。音楽系はのんびりです。技能よりも楽しむこと重視。発表会で(小学生なのに)二本指でひく子がいたり、というレベル。ダンス系はスクールによって、のんびりしたところから、厳しく教えるところまで、様々。バレエだけでなく、ジャズ、ヒップホップ、タップなども盛んです(これも本格的にやるのは小学校に入ってからが多い)。
楽しい滞在になりますように。
コメント、ありがとうございます。
私の書き方が至らず誤解を与えてしまったようですが、
私自身も積極的な幼児教育を望んでいる訳ではなく、
メルボルンの自然の中でのびのびと過ごしてほしいと思っています。
ただ、各ご家庭では海外滞在中の日本語教育をどのように維持されているのか、
帰国後のギャップを埋めるのに何かされていることがあるのか、
といったことを教えていただければと思い投稿しました。
いずれにせよ、現地の詳細な情報をありがとうございます。
体を動かす方面は親子共に特に不得手なので、
メルボルンでの生活にかなり期待したいです!!
音楽教材や小学館のことなども、検討してみようと思います。
ありがとうございました。
引き続き、ご意見や情報、募集中です。よろしくお願いします。
先に書いたことと少し矛盾しますが、実は我が家は子供の幼児期は
第三国(非英語圏)駐在でしたので、家で日本語を教えました。
夫は英語を教えました。
やったことは、絵本の読み聞かせ。目標、毎晩5冊、30分から1時間。
夫も英語でやりました。こどもは繰り返しから
おぼえるというので、一冊を少なくとも2週間ぐらい読みました。
絵本はすこしずつ買い足して、200冊はあったと思います。
私が歌が好きなので、歌もたくさん歌いました。自分が朗読家や
歌手になった気持ちで、私も楽しみました。
文字は、一緒にかるた遊びをたくさんして、教えました。でも、まわりに
日本語環境がないので、文字をおぼえるー>単語が読めるようになる
ー>簡単な文が読めるようになると進むのに、それぞれ半年ぐらい
かかりました。カタカナはカタカナ絵本も使って教えました。
「読む」という感覚のようなもの(文字が音と意味を
あらわしていることを子供が知る)、それができてから、
英語の読み書きを夫が教えました。ひとつの言語で読みができると
次の言語の読みを覚えるのは早いと言いますが、本当に
そうでした。
ひとつ気になったのが、こちらで上のお子さんが年長までということですが、
日本の年長は、こちらではプレップと言って、小学校併設です。
現地校なら、英語の読み書きの練習が始まります。現地校に入れる
のなら、その前に日本語の読みができるようになっていたほうが、
いいと思います。十分にできない言語で、新しいこと(読み)を習うのは、
子供にとって二重の負担になってしまうからです。日本の小学校の
準備というより、こちらのプレップの準備として日本語の読みができて
いたほうがいいと思います。日本人学校やシュタイナー学校を考えているなら、
その必要はありませんが。
書くほうは、私は教える気はなかったのですが、5才ぐらいのときに
子供がまねして、書きはじめたので、教えることにしました。くもんの幼児教材を
中心にやりました。オークションで手にいれたもの。教室には行っていません。
あとはチャレンジのDVD、ふつうの日本語の子供番組のDVDも見せました。
あと、うちの子はフルタイムの現地幼稚園に通っていたので、日曜日は
日本人家庭の子と遊ばせました。
子供にとって大切なのは、遊びや楽しいことだと思います。
おかあさんも一緒に遊んで、楽しんで、その中で文字をおぼえていければ
いいと思います。
前に自分で書いたことと、ちょっと矛盾してるかもしれませんが、参考までに。
おそらくいろんな考え方があるのでしょうが、
主軸となる言語があることの重要性というのが、
私たち夫婦にとっては妙にすとんと理解できた感じがしました。
また、usakoさんの意図されたものとは違うかもしれませんが、
言語や周囲の状況に関わらず(惑わされず)、もっと普遍的に、
子どもに寄り添いながら一緒に楽しむ姿勢が大切だということも再認識できました。
海外転居ということで、親のほうが少し動揺しすぎていたようです…。
貴重なアドバイスをありがとうございました。
日本語のDVDや絵本、かるた等も準備しようと思います。